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J-GLOBAL ID:201702215464035178   整理番号:17A1609575

Cyanex302を使った塩化物水溶液からの水銀(II)の溶媒抽出

Solvent extraction of mercury(II) from aqueous chloride solutions using Cyanex 302
著者 (4件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 193-198  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0658A  ISSN: 0371-9553  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水銀は有毒であるが,蛍光灯,塩素の生産などに必要な物質である。特定の工場廃水の中には0.008から0.040mM含まれているという報告もある。従って,この濃度を少しでも低減する必要がある。チオリン酸系の抽出剤を使ったHg(II)の抽出が有望であるとの報告を前提に,塩酸にCyanex302(ビス(2,4,4-トリメチルペンチル)モノチオホスフィン酸)を1~6mM加えた溶液によるHg(II)の溶媒抽出法の評価を行った。Hgの初期濃度は1~3mMであり,pHは0~2,時間は0~20分で試験を行い,最適条件下では95%のHgが抽出できた。水銀の微量ストリッピング分析にはチオ尿素とチオ硫酸ソーダを使った。
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分類 (2件):
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抽出  ,  水銀とその化合物 
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