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J-GLOBAL ID：201702215473622329   整理番号：17A1445504

重症アロプリノール過敏症症候群におけるHLA5801スクリーニングの診断的有用性:最新の系統的レビューとメタ分析【Powered by NICT】

Diagnostic utility of HLA-B*5801 screening in severe allopurinol hypersensitivity syndrome: an updated systematic review and meta-analysis

著者 (4件)： Yu Kuang-Hui (Center for Evidence-based Medicine, Division of Rheumatology, Allergy and Immunology, Department of Internal Medicine, Chang Gung University, Tao-Yuan, Taiwan) ,  Yu Kuang-Hui (Division of Rheumatology, Allergy, and Immunology, Chang Gung Memorial Hospital, Tao-Yuan, Taiwan) ,  Yu Cheng-Yen (Division of Rheumatology, Allergy, and Immunology, Chang Gung Memorial Hospital, Tao-Yuan, Taiwan) ,  Fang Yao-Fan (Division of Rheumatology, Allergy, and Immunology, Chang Gung Memorial Hospital, Tao-Yuan, Taiwan)
資料名： International Journal of Rheumatic Diseases  (International Journal of Rheumatic Diseases)
巻： 20  号： 9  ページ： 1057-1071  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2621A  ISSN： 1756-1841  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:ヒト白血球抗原(HLA)-B*5801とアロプリノール誘発中毒性表皮壊死症(十)およびStevens-Johnsons症候群(SJS)の間の関係を示唆している多くの研究にもかかわらず,異なる集団における会合と会合の程度の証拠は不明のままである。【方法】一次解析は,個体群制御研究に基づいた。データは,ランダム効果モデルを用いてプールし,感度,特異度,陽性尤度比(LR+),陰性尤度比(LR ),診断オッズ比(DOR),と要約受信者動作特性(SROC)曲線下面積(AUC)を計算した。【結果】九集団制御の研究では,HLA*5801はアロプリノール誘発十/SJS患者162名とアロプリノール誘発十/SJSない7372人の患者で測定した。プールされた感度,特異性,LR+,LR-,DORとAUCは0.78(95% CI=0.71 0.85),0.96(95% CI=0.96 0.97),14.23(95% CI=7.89 25.63),0.29(95% CI=0.16 0.54),83.5(95% CI=50.7 137.4),および0.97(95% CI=0.95 0.99)であった。中国人,日本人および白色人種集団のためのDORのサブグループ分析は中国(196.1; 95% CI=57.3 672.0),日本(78.8; 95% CI=30.4 203.9)および白人(58.4; 95% CI=16.9 201.5)個体群に対する同様の所見が得られた。全体として,HLA*5801はヨーロッパ人集団および日本人集団におけるアロプリノール誘発十/SJSと関連していたが,50 60%の感度(プールされた感度56%),韓国,タイ,サルジニアイタリアと中国漢民族集団で観察された80 100%の感度(プールされた感度97%)を有していた。【結論】本研究では,アロプリノールは多くの国で十/SJSの主な原因であることを明らかにした。カルバマゼピン,民族/集団特異的とは対照的に,アロプリノール誘発十/SJSを検出するためのHLA5801は普遍的である。HLA*5801のスクリーニングは,患者がアロプリノール誘発十/SJSの発生,特に高かった(≧5%)リスク対立遺伝子頻度をもつ集団におけるを防止するのに役立つ可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 遺伝子頻度 ,  個体群 ,  患者 ,  ヒト白血球抗原 ,  *スクリーニング ,  中華人民共和国 ,  *過敏症 ,  民族 ,  日本 ,  *メタ分析 ,  窒素複素環化合物 ,  酵素阻害剤 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： 白人 ,  日本人 ,  オッズ比 ,  尤度比 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： アロプリノール ,  痛風 ,  HLA*5801 ,  過敏症 ,  メタ分析 ,  スクリーニング

分類 (2件)： 発癌機序・因子  (GE02020C) ,  疫学  (GB03000E)

物質索引 (1件)： アロプリノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 重症 ,  アロプリノール ,  過敏症症候群 ,  スクリーニング ,  診断 ,  有用性 ,  系統的レビュー ,  メタ分析