抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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溶融スラグの今後の利用拡大として,農業分野への適用が望まれている。溶融スラグの成分組成は大部分がケイ酸であるため,ケイ酸質肥料としての可能性が考えられる。本文では,ケイ酸を有用元素とするイネ科植物の水稲育成への溶融スラグ施用実証試験の概要を説明した。まず,実証試験条件として,試験場所・使用溶融スラグ,試験区間と試験条件,溶融スラグの主成分を説明した。ついで,実証試験を行ない,玄米および籾殻重量,籾殻・わらでのケイ酸吸収量,玄米の元素分析の結果を紹介し,今後の対応および展開を述べた。