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J-GLOBAL ID:201702215530355296   整理番号:17A1958681

ファルネソイドX受容体はHN F4αへのPGC1α結合の阻害を介してSULT1E1発現を調節する【Powered by NICT】

Farnesoid X receptor regulates SULT1E1 expression through inhibition of PGC1α binding to HNF4α
著者 (9件):
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巻: 145  ページ: 202-209  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0128A  ISSN: 0006-2952  CODEN: BCPCA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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硫黄トランスフェラーゼ1E1(SULT1E1,エストロゲンスルホトランスフェラーゼとして知られている)は,多くの内因性及び外因性化合物(例えば,エストロゲンとフラボノイド)の代謝と解毒に重要な役割を果たしている。SULT1E1発現に対するファルネソイドX受容体(FXR)活性化の影響を評価し,機構を決定することを目的とした。特異的FXRアゴニスト(すなわち,GW4064とCDCA)による処理は,HepG2細胞におけるSULT1E1のmRNAと蛋白質レベルの両方を有意に減少させた。は酵素活性の減少を伴った。阻害効果は,FXR過剰発現により増強したがFXRノックダウンにより減衰し,SULT1E1のFXR依存性調節を確認した。驚いたことに,FXRによるSULT1E1の直接調節は考えにくかったクロマチン免疫沈降(ChIP)により明らかにされたFXRはSULT1E1プロモーターまたはエンハンサーに結合しなかったからである。興味深いことに,HN F4α(肝細胞核因子4α,SULT1E1の既知の活性化因子)をサイレンシングし,SULT1E1のFXR調節におけるHN F4αの重要な役割を支持したときSULT1E1調節は消失した。さらに,ChIP,ルシフェラーゼレポーターおよび共免疫沈降分析の組み合わせは,FXRは,HN F4αへの共活性化因子PGC1α(ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体 γコアクチベータ1α)の結合抑制によるSULT1E1のHN F4αトランス活性化を阻害することを示した。結論として,FXRは,HN F4αとPGC1α結合の阻害を介してSULT1E1を転写的に調節する。FXR SULT1E1軸の標的化エストロゲン関連疾患の管理のための有望なアプローチを代表するかもしれない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  生物学的機能 
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