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J-GLOBAL ID:201702215576059548   整理番号:17A1459783

ラット大腿動脈での虚血-再潅流により誘発された炎症性末梢神経障害は坐骨神経における炎症促進性シグナル伝達経路の活性化に関与する【Powered by NICT】

Vasculitic peripheral neuropathy induced by ischemia-reperfusion in the rat femoral artery involves activation of proinflammatory signaling pathway in the sciatic nerve
著者 (11件):
資料名:
巻: 656  ページ: 77-82  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ラット大腿動脈における虚血-再潅流(IR)は,臨床的に観察された神経因性疼痛と末梢神経損傷パターン提示する血管炎末梢神経障害(VPN)の実験的モデルとして提案されている。本研究では,VPNの末梢機構の基礎となる炎症促進性シグナル伝達経路の関与を調べた。雄Sprague-Dawleyラットを偽手術またはIRのどちらかを受けるように割り当てた。IRは4hから0~72h再潅流期間により右大腿動脈を閉塞させることにより誘導された。行動パラメータは,ベースラインと再潅流後1 2及び3日で評価した。坐骨神経における炎症促進性メディエーターの時間経過分析も0 2 4 24および72時間の再潅流期間とシャム群またはIR群のラットでそれぞれ行った。行動データは,このVPNモデルは後肢の機械的アロディニアと熱痛覚過敏と同様に障害後肢握力を誘導することを確認した。分子データは大腿動脈におけるIRは坐骨神経神経炎症反応を示す核因子-κB(NF κB)の発現を活性化することを明らかにした。さらに,大腿動脈におけるIRは坐骨神経における炎症性サイトカインの発現を増加させTNF-αおよびIL-1β。本研究では,神経因性疼痛の発生に関与すると思われるIRにより誘導されたVPNにおけるNF-κBおよび炎症性サイトカインの新しい経時的発現プロファイルを明らかにした。NF-κBは神経炎症中の重要な要素であるので,NF-κBシグナル伝達経路を標的とする戦略は,IRにより誘導されるVPNに対する治療の可能性を提供するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 

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