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J-GLOBAL ID：201702215608689789   整理番号：17A1689031

ナノポーラスシリカエアロゲルの性質に対するプロセス変数の影響: バイオシリカからのシリカエアロゲル調製方法

The effect of process variables on the properties of nanoporous silica aerogels: an approach to prepare silica aerogels from biosilica

著者 (6件)： TEMEL Tuelay Merve (Yildiz Technical Univ., Istanbul, TUR) ,  IKIZLER Burcu Karakuzu (Yildiz Technical Univ., Istanbul, TUR) ,  TERZIOGLU Pinar (Mugla Sitki Kocman Univ., Mugla, TUR) ,  TERZIOGLU Pinar (Bursa Technical Univ., Bursa, TUR) ,  YUECEL Sevil (Yildiz Technical Univ., Istanbul, TUR) ,  ELALMIS Yeliz Basaran (Yildiz Technical Univ., Istanbul, TUR)
資料名： Journal of Sol-Gel Science and Technology  (Journal of Sol-Gel Science and Technology)
巻： 84  号： 1  ページ： 51-59  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W0812A  ISSN： 0928-0707  CODEN： JSGTEC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シリカエアロゲルの物理化学的性質に対する乾燥,添加剤,酸の種類の影響を検討した。構造特性を向上したエアロゲルが必要な時,空気乾燥が適していた。空気乾燥によるシリカエアロゲルは,凍結乾燥,オーブン乾燥よりも高い比表面積(287.7m²g^-1,細孔径(11.19nm),メソ細孔容積(0.923cm³g^-1)を示した。シリカエアロゲルは細孔構造から成り,最高細孔径は12.05nmであった。シリカエアロゲルのBET比表面積はTEOSの添加で増加し,TEOSの添加はシリカゲルのタッピング密度を減少した。シュウ酸がシリカエアロゲルの調整に最適な酸で,他の酸で調製したものと同等のBET比表面積,低タッピング密度を示した。EDA分析の結果,シュウ酸を用いて調製したシリカエアロゲルシリカ含有量は最低で,表面積と密度の結果と一致した。得られたシリカエアロゲルの細孔構造は乾燥の種類とTEOSの添加に影響を受けた。真空オーブンで乾燥し,TEO無添加のシリカエアロゲルは,他の試料が両端で円筒の開放細孔を示すのに対し,ビン状細孔を示した。

シソーラス用語： *シリカヒューム ,  *プロセス変数 ,  二酸化ケイ素 ,  乾燥 ,  添加剤 ,  酸 ,  構造特性 ,  比表面積 ,  細孔径 ,  体積 ,  細孔 ,  細孔構造 ,  ナノ材料 ,  表面積 ,  真空乾燥 ,  添加物効果 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： シリカエアロゲル ,  バイオシリカ ,  細孔容積 ,  ナノポーラス体 ,  BET表面積

分類 (1件)： 吸着剤  (YB03000W)

物質索引 (2件)： TEOS ,  シュウ酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 性質 ,  プロセス変数 ,  バイオシリカ ,  シリカエアロゲル ,  調製