文献

J-GLOBAL ID：201702215703694860   整理番号：17A0619894

電気石-TiO₂複合触媒によるテトラブロモビスフェノールAの強化された光触媒分解

Enhanced photocatalytic degradation of tetrabromobisphenol A by tourmaline-TiO₂ composite catalyst

著者 (4件)： LI Nan (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  ZHANG Jiaqi (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  WANG Cuiping (Nankai Univ., Tianjin, CHN) ,  SUN Hongwen (Nankai Univ., Tianjin, CHN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 12  ページ： 6937-6949  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電気石担持TiO₂複合触媒をゾル-ゲル法で調製し,SEM,XRD,窒素吸脱着解析で特徴付け,光触媒活性をテトラブロモビスフェノールA(TBBPA)の分解で評価した。均一なTiO₂粒が包み込むように電気石粒子上に堆積した。電気石-TiO₂複合材はTiO₂単独に比べてTBBPAの分解に対して優れた光触媒活性を示した。光触媒活性は電気石の量に依存し,電気石が20%で最適光触媒が得られ,1hrで100%のTBBPAが除去された。これは電気石の自発分極が電荷キャリアの移動を促進し,光電子または正孔に対するポテンシャル障壁を下げることによる。分解効率はpH値が上がると向上した。金属イオンが影響を及ぼし,Cu²⁺は分解を加速するが,Mn²⁺やFe³⁺は抑制する。

シソーラス用語： *電気石 ,  担持触媒 ,  *酸化チタン ,  *複合体 ,  触媒活性 ,  *光触媒 ,  光触媒反応 ,  接触分解 ,  濃度依存性 ,  自発分極 ,  キャリア移動度 ,  光電子 ,  正孔 ,  ポテンシャル障壁 ,  pH依存性 ,  金属イオン ,  銅化合物 ,  マンガン化合物 ,  鉄化合物
準シソーラス用語： マンガンイオン ,  二酸化チタン ,  光触媒活性 ,  光触媒分解 ,  鉄イオン ,  銅イオン ,  複合触媒

分類 (1件)： 光化学一般  (CB08010U)

物質索引 (1件)： テトラブロモビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (6件)： 電気石 ,  TiO2 ,  複合触媒 ,  テトラブロモビスフェノールA ,  強化 ,  光触媒分解