抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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第57次日本南極地域観測隊(JARE-57)夏隊の一部は,2015-2016の夏期に,中央ドロンイングモードランドにおいて氷河地形・地質調査を実施した。本調査隊のメンバー構成は,地形調査担当3名,地質調査担当1名,およびフィールドアシスタント(FA)1名である。本調査はNorwegian Polar Institute(NPI)とSouth African National Antarctic Program(SANAP)の協力のもとに,日本の観測隊として初めてNPIの大陸間フライトを利用し,Troll基地およびSANAE基地を拠点とした調査を実施した。大陸間フライトは,ドイツ(復路はノルウェー)から南アフリカのケープタウンを経由して,Troll基地に到達した。また,SANAE基地のヘリコプターを用いて,ドロンイングモードランドの山々やヌナタックでの調査を実施した。本稿では調査,設営,気象をはじめとする本調査隊の行動全般について報告する。(著者抄録)