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J-GLOBAL ID:201702215839234663   整理番号:17A0869460

過冷却液体および柔粘性結晶エタノールの動力学: 誘電緩和およびACナノ熱量測定は構造αおよびDebye緩和過程を区別する

Dynamics of supercooled liquid and plastic crystalline ethanol: Dielectric relaxation and AC nanocalorimetry distinguish structural α- and Debye relaxation processes
著者 (5件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 014502-014502-8  発行年: 2017年07月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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物理気相蒸着を用いて,エタノールのガラスを調製した。加熱により,そのガラスは過冷却液体相に転移し,次に柔粘性結晶相に結晶化した。この過冷却液体の動的ガラス転移をACナノ熱量測定により成功裏に測定し,柔粘性結晶に関する暫定結果を得た。ACナノ熱量測定により観測されたこれらの動的ガラス転移の周波数依存性は,エタノールに関して以前公開された誘電スペクトルからの結論とは一致しない。既存の誘電損失スペクトルを,モノヒドロキシアルコールの誘電損失スペクトルに典型的な特徴であるDebyeピークを考えることにより再評価した。この再評価した誘電フィットは,構造α緩和およびJohari-Goldstein二次緩和過程の特徴として同定されている,顕著な誘電Debyeピーク,小さく非対称な幅広のピークを明らかにしている。誘電過程に関するこの新しい帰属は,ACナノ熱量測定ガラス転移温度Tαが,Debye過程よりも誘電構造α緩和過程と一致する観測で支持される。エタノールの柔軟性結晶に関する誘電分光とACナノ熱量測定の組み合わせた結果は,柔軟性結晶相にもDebye過程が生じることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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分子の電気的・磁気的性質  ,  その他の非晶質の構造 
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