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J-GLOBAL ID：201702215932801060   整理番号：17A0270477

自己発熱性で負の温度係数を有するCNT酸化バナジウムカソードを用いた,サブゼロ温度の熱-電気化学的エネルギーハーベスティングシステム

Sub-zero temperature thermo-electrochemical energy harvesting system using a self-heating negative temperature coefficient CNT-vanadium oxide cathode

著者 (3件)： KARTHIKEYAN Muthukkumaran (Hanyang Univ., Seoul, KOR) ,  KANNAN Aravindaraj G. (Hanyang Univ., Seoul, KOR) ,  UM Sukkee (Hanyang Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Applied Electrochemistry  (Journal of Applied Electrochemistry)
巻： 47  号： 1  ページ： 125-132  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： B0393B  ISSN： 0021-891X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サブゼロ温度で熱を電気エネルギーに直接変換する簡潔な方法について報告した。負の温度係数(NTC)を有するカーボンナノチューブ-酸化バナジウム(CNT-VO_x)自己発熱カソードを用いて,熱-電気化学セル(TECC)を構成した。電気エネルギーは電極間の温度差とそれに続く酸化還元反応により得られる。温度差の増大に伴うセル抵抗の減少,及び電荷移動メカニズムを通しての電気エネルギー変換の増強が認められた。本報告の熱-電気化学的システムは,CNTのコスト削減によりさらに実用的となり,低温,特にサブゼロレベルにおいて電気エネルギーを取込む経済的な解決策となるであろう。CNT-VO_xはTECCのカソードとしての可能性が確認されているが,高イオン伝導電解質の使用や電池構造の最適化によりさらに改良が可能である。

シソーラス用語： 加熱 ,  温度係数 ,  *酸化バナジウム ,  *カーボンナノチューブ ,  カソード ,  *電極材料 ,  低温 ,  *熱電気変換 ,  反応器 ,  温度差発電 ,  酸化還元反応 ,  電気抵抗率 ,  電荷移動 ,  イオン伝導 ,  固体電解質 ,  複合材料 ,  熱起電力
準シソーラス用語： エネルギーハーベスティング ,  自己発熱 ,  電気化学セル ,  負の温度係数

分類 (2件)： エネルギー変換装置  (LC01020U) ,  その他の発電  (NB03140M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 自己発熱 ,  負の温度係数 ,  CNT ,  酸化バナジウム ,  カソード ,  サブ ,  電気化学 ,  エネルギーハーベスティング