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J-GLOBAL ID：201702215938680234   整理番号：17A0340711

希少糖の農業資材利用の可能性について

著者 (14件)： 秋光和也 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  松平一志 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  安喜絢花 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  望月進 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  加野彰人 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  吉原明秀 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  五味剣二 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  市村和也 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構) ,  福元健志 (三井化学アグロ) ,  小原敏明 (三井化学アグロ) ,  重松由夫 (三井化学アグロ) ,  石田豊 (四国総合研) ,  大谷耕平 (松谷化学工業) ,  何森健 (香川大 農・国際希少糖研究教育機構)
資料名： 日本農薬学会誌  (Japanese Journal of Pesticide Science)
巻： 42  号： 1  ページ： 99-103  発行年： 2017年02月20日 
JST資料番号： F1156A  ISSN： 2187-0365  CODEN： NNGIBJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 希少糖とは,自然界に存在量が少ない単糖とその誘導体であり,60種弱知られている。希少糖であるD-アロースとD-アルロースは,植物に一過性の成長抑制作用を示し,また植物における耐病性誘導作用も認められている。希少糖は天然の糖であり,土壌微生物によって容易に分解される。以上の点から,希少糖は環境に調和した持続可能な作物生産・保護に貢献する技術への展開が期待される。

シソーラス用語： *単糖類 ,  耐病性 ,  植物成長 ,  土壌微生物 ,  微生物分解 ,  *植物防疫 ,  材料
準シソーラス用語： *希少糖 ,  作物保護 ,  農業資材

分類 (2件)： 単糖類  (CF10052H) ,  農薬一般  (FB06010J)

物質索引 (2件)： D-アルロース ,  D-アロース

引用文献 (7件)：

• 1) K. Izumori: Naturwissenschaften 89, 120-124 (2002).
• 2) K. Izumori: J. Biotechnol. 124, 717-722 (2006).
• 3) T. Fukumoto, A. Kano, K. Ohtani, Y. Yamasaki-Kokudo, B.-G. Kim, K. Hosotani, M. Saito, C. Shirakawa, S. Tajima, K. Izumori, T. Ohara, Y. Shigematsu, K. Tanaka, Y. Ishida, Y. Nishizawa, Y. Tada, K. Ichimura, K. Gomi and K. Akimitsu: Planta 234, 1083-1095 (2011).
• 4) T. Fukumoto, A. Kano, K. Ohtani, M. Inoue, A. Yoshihara, K. Izumori, S. Tajima, Y. Shigematsu, K. Tanaka, T. Ohkouchi, Y. Ishida, Y. Nishizawa, Y. Tada, K. Ichimura, K. Gomi, S.-D. Yoo, J. Sheen and K. Akimitsu: Planta 237, 1379-1391 (2013).
• 5) A. Kano, K. Gomi, Y. Yamasaki-Kokudo, M. Satoh, T. Fukumoto, K. Ohtani, S. Tajima, K. Izumori, K. Tanaka, Y. Ishida, Y. Tada, Y. Nishizawa and K. Akimitsu: Phytopathology 100, 85-90 (2010).

タイトルに関連する用語 (3件)： 希少糖 ,  農業資材 ,  可能性