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J-GLOBAL ID：201702216003457584   整理番号：17A0830855

大豆製品からのイソフラボン類の抽出のための新しい天然深共晶溶媒の評価【Powered by NICT】

Evaluation of new natural deep eutectic solvents for the extraction of isoflavones from soy products

著者 (2件)： Bajkacz Sylwia (Department of Inorganic, Analytical Chemistry and Electrochemistry, Faculty of Chemistry, Silesian University of Technology, M. Strzody 7, 44-100 Gliwice, Poland) ,  Adamek Jakub (Department of Organic and Bioorganic Chemistry and Biotechnology, Faculty of Chemistry, Silesian University of Technology, Krzywoustego 4, 44-100 Gliwice, Poland)
資料名： Talanta  (Talanta)
巻： 168  ページ： 329-335  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0324A  ISSN： 0039-9140  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然の深共晶溶媒(NADESs)は,抽出や合成などの多くの化学プロセスで広く利用できるグリーン化学における新しい,安全な溶媒であると考えられる。本研究では,NADESに基づく簡単な抽出法は大豆製品からのイソフラボン類の単離(ダイジン,ゲニスチン,ゲニステイン,ダイゼイン)に使用した。二または三成分を含む各十七種類のNADESシステムを試験した。多変量データ解析は塩化コリン:クエン酸(モル比1:1)の30%溶液に基づくNADESは大豆製品からのイソフラボン類の抽出のための最も効果的な系であることを明らかにした。抽出後,検体は紫外検出(UHPLC UV)と超高速液体クロマトグラフィーを利用して検出して定量した。提案NADES抽出法は,イソフラボンの598までの濃縮係数を達成し,検体の回収率は64.7 99.2%の範囲であった。開発したNADES抽出法及びUHPLC-UV定量法をダイズ含有食品試料中のイソフラボン類の分析に成功裏に適用した。得られた結果は,新しい天然の深共晶溶媒は,イソフラボンの抽出のための従来の溶媒に代替することができ,他の応用のための持続可能で安全な抽出媒体として使用できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 化学プロセス ,  単離 ,  *大豆製品 ,  ダイズ ,  グリーンケミストリー ,  安全性 ,  回収率 ,  定量分析 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  イソフラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  フェノール類 ,  ジオール ,  ヒドロキシケトン ,  窒素複素環化合物 ,  キノリジジンアルカロイド ,  架橋化合物 ,  配糖体 ,  ピラノシド ,  グルコシド ,  芳香族臭素化合物
準シソーラス用語： *深共晶溶媒 ,  *イソフラボン類 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 天然深共晶溶媒 ,  抽出 ,  グリーンケミストリー ,  イソフラボン ,  大豆製品

分類 (2件)： 抽出  (CC01040H) ,  有機化合物の各種分析  (CC08034J)

物質索引 (5件)： イソフラボン ,  ダイゼイン ,  ゲニステイン ,  ゲニスチン ,  ダイジン

タイトルに関連する用語 (4件)： 大豆製品 ,  イソフラボン類 ,  深共晶溶媒 ,  評価