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J-GLOBAL ID：201702216051361702   整理番号：17A1909616

硬化歯車の高面圧時表面温度評価手法に関する基礎的研究

Basic study on measurement of surface temperature at high contact pressure by dynamic thermocouple with dissimilar hardened gears

著者 (5件)： 東崎康嘉 (近畿大 理工) ,  松下直矢 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  隅谷悠司 (近畿大 理工) ,  後藤卓也 (近畿大 理工) ,  田中智之 (神崎高級工機製作所)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 83  号： 854  ページ： ROMBUNNO.17-00272(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高面圧下での歯面温度予測手法の確立を目指すことを目的とし,従来高面圧下での計測に適用されていた硬質ニッケルメッキを用いる手法での問題を回避するため,単一金属を用いる手法に関する研究を行い下記の結論を得た。(1)単一金属で硬化が可能なSUS316,S55C,SUJ2の組合せ時の比較を行い,熱起電力の大きな材料組合せに関する調査を行った。その結果,熱起電力が最も大きかったSUS316とS55Cの組み合わせにそれぞれプラズマ浸炭処理,高周波焼入れの処理を行い,その組合せでの熱起電力を調査し,動的熱電対法による温度変換式の作成を行った。(2)作成した温度変換式に基づき,動的熱電対法による高面圧下での計測を行った。Blokの式に表面粗さと形成される油膜厚さを考慮して算出される歯面摩擦係数の式を適用した結果,試験結果と計算結果が良好に対応していることを見出した。(著者抄録)

シソーラス用語： 硬化 ,  表面温度 ,  評価 ,  方式 ,  接触圧 ,  熱起電力 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  中炭素鋼 ,  軸受鋼 ,  イオン浸炭 ,  高周波焼入 ,  *界面 ,  表面粗さ ,  油膜厚さ ,  摩擦係数 ,  動力伝動 ,  熱電対 ,  *歯車 ,  *温度測定

分類 (2件)： 歯車,歯車装置  (QB01060O) ,  温度測定,温度計  (AD06010K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 硬化 ,  歯車 ,  面圧 ,  表面温度 ,  評価手法 ,  基礎的研究