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J-GLOBAL ID:201702216078898342   整理番号:17A1215400

CXCR2CT遺伝子型は前立腺癌患者における診断時の早期臨床病期を予測する可能性がある【Powered by NICT】

CXCR2 +1208 CT genotype may predict earlier clinical stage at diagnosis in patients with prostate cancer
著者 (13件):
資料名:
巻: 97  ページ: 193-200  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0144A  ISSN: 1043-4666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インターロイキン-8(IL 8)は前立腺癌(PC)を含むいくつかのヒト悪性腫瘍の発生及び進行の両方において重要な役割を果たすことを血管新生CXCケモカインである。IL-8遺伝子の転写開始部位の上流 251番目の位置に単一ヌクレオチド多型(SNP)は,その産生に影響することが示されている。IL-8の影響を二つの高度に関連するケモカイン受容体,CXCR1とCXCR2により仲介される。本研究では,ブラジル人被験者群におけるPCの感受性と臨床病理学的特性に及ぼすIL-8およびCXCR2遺伝子変異の影響を調べた。【方法】二百一名の患者と185名の健常対照者について症例対照研究に登録した。血液はDNA抽出のため採取した;IL-8 251T/AとCXCR2C/T遺伝子のタイピングは配列特異的プライマー(PCR SSP)を用いたポリメラーゼ連鎖反応,続いてアガロースゲル電気泳動により行った。遺伝子型,PC感受性と腫瘍特性との間のリスク関連性はロジスティック回帰分析を用いてオッズ比(OR)と95%信頼区間(95% CI)により評価した,診断時の年齢を補正した後。【結果】は有意な相関は,PCのヘテロ接合CXCR2CT遺伝子型とステージの間に見られた。CXCR2CT遺伝子型はT1-T2(56.7対80.5%)と比較して,臨床病期T3の患者で有意に少ない頻度であった。著者らの知見は,CXCR2CT遺伝子型のキャリアは,進行PC(CT対CC:調整OR=0.25;P=0.02)に対して保護効果を持つことを示唆した。会合はPCのIL-8 251T/Aと臨床病理学的パラメータのためのSNP間の観察されなかった。【結論】これらの結果は,CXCR2CT遺伝子型はPCの進行した段階において低頻度であり,このケモカイン受容体はこの疾患の病因に役割を果たしていることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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免疫反応一般  ,  サイトカイン 

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