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J-GLOBAL ID:201702216089468634   整理番号:17A1819492

神経膠腫の進行におけるCD109の発現により定義された血管周囲腫瘍細胞の意義【Powered by NICT】

Significance of perivascular tumour cells defined by CD109 expression in progression of glioma
著者 (20件):
資料名:
巻: 243  号:ページ: 468-480  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0171A  ISSN: 0022-3417  CODEN: JPTLA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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神経膠腫の進行で,腫瘍細胞はしばしば従来の治療法への生存と抵抗性を促進する血管周囲微小環境を利用した。これら細胞のいくつかは脳腫瘍幹細胞(BTSCs)であると考えられているが,血管周囲の腫瘍細胞の分子的性質は神経膠腫の複雑さのために明らかにされていない。ここでは,ヒト神経膠腫からの組織の臨床病理学的および全ゲノム配列解析により低グレード神経こう腫(世界保健機構グレードII/III)の進行の重要な調節因子として,複数のシグナル伝達経路のグリコシルホスファチジルイノシトールアンカー蛋白質と調節因子,CD109を同定した。CD109陽性血管周囲の腫瘍細胞の重要性を,ヒト低グレード神経膠腫組織だけでなくヒト神経こう腫を再現するマウスモデルで確認された。興味深いことに,マウス神経膠腫から分離したBTSCsは高レベルのCD109を発現した。CD109正BTSCsはテモゾロミドによる治療を受けた分化した神経こう腫細胞に対する増殖促進作用を示した。これらのデータは,神経膠腫進行時の血管周囲領域に存在する腫瘍細胞の重要性を明らかにし,CD109は疾患に対する潜在的治療標的であることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  基礎腫よう学一般 
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