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J-GLOBAL ID:201702216118708836   整理番号:17A0497053

亜鉛フタロシアニンを充填させたマンノース官能化超分岐ポリグリセロール:抗細菌光力学的治療における多価効果

Mannose-Functionalized Hyperbranched Polyglycerol Loaded with Zinc Porphyrin: Investigation of the Multivalency Effect in Antibacterial Photodynamic Therapy
著者 (7件):
資料名:
巻: 23  号: 16  ページ: 3918-3930  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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亜鉛ポルフィリン光増感剤およびマンノースユニットを充填した超分岐ポリグリセロール(hPG)の抗菌光力学的活性を調べた。19.5kDaのMwのhPGを,約15分子の光増感剤{5,10,15-トリス(3-ヒドロキシフェニル)-20-[4-(プロプ-2-イン-1-イルアミノ)テトラフルオロフェニル]ポルフィリナト}-亜鉛(II)を用いて銅(I)触媒1,3-双極子付加環化(CuAAC)により官能化させた。これらのナノ粒子共役体は,約20~110官能基群の範囲のマンノース充填を増加させて系統的に官能化した。より高いマンノース充填(約58~110官能基群)では,水不溶性亜鉛ポルフィリン光増感剤は水溶性形態に移行できた。共役体の標的化は,表面プラズモン共鳴(SPR)を用いて,マンノース特異的レクチンコンカナバリンA(Con A)への結合研究において実証された。Staphylococcus aureus(代表的なグラム陽性菌として)上の共役体の抗菌性光毒性をリン酸緩衝食塩水(PBS)で調べた。約70~110マンノースユニットを有する共役体は有意な抗菌活性を示し,約20~60ユニットを有する共役体は殺菌をまったく誘発しないことが示された。これらの結果は,光力学療法(PDT)と組み合わせた多価作用についての洞察を与える。細菌培養物に血清を添加すると,この抗菌性光毒性の消光が観察された。増加したウシ血清アルブミン(BSA)濃度の存在下で共役体を用いた蛍光研究では,タンパク質-共役体会合が,この消光のもっともらしい原因として同定された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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