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J-GLOBAL ID:201702216120746675   整理番号:17A0890637

四面体CoII錯体の磁気異方性の性質におけるハロゲン化物イオンの役割【Powered by NICT】

Role of Halide Ions in the Nature of the Magnetic Anisotropy in Tetrahedral CoII Complexes
著者 (7件):
資料名:
巻: 23  号: 40  ページ: 9546-9559  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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一般分子式[CoL_2X_2][L=チオ尿素およびX=Cl(1),Br(2)およびI(3)]を用いた一連の単核四面体Co~II複合体を合成し,それらの構造を単結晶X線回折によって特性化した。直流(dc)磁化率[χ_MT(T)とM(H)]と磁化の遅い緩和は三個の錯体全てを測定した。実験dc磁気データはパラメータD=10.8cm~ 1g_1=2.2,g_2=2.2,及びg_3=2.4~1;のχ_MT(T)とM(H)の両方を同時に適合させることによって再現良好である2;のD= 18.7cm~ 1g_iso=2.213D= 19.3cm~ 1g_iso=2.3であった。ブロミドまたはヨージド(それぞれ2と3)1中の塩化物の置換は磁気異方性の符号と大きさの変化を伴っていた。1 3の10%希釈試料で観測された磁場に誘起された面外磁化率信号は分子起源の磁化の緩慢な緩和を意味している。錯体1 3の磁化緩和動力学をより良く理解するために,詳細なab initio CASSCF/NEVPT2計算を行った。計算したスピンハミルトニアンパラメータは実験データと良く一致した。特に,計算はCl~から移動I~-へのDの符号をスイッチング中のハロゲン化物イオンの役割を明らかにした。より重いハロゲン化物イオンと弱いπ供与に関連した大きなスピン-軌道結合定数は基底状態励起状態ギャップ,錯体1と比較して錯体3の負のDへの大きな寄与を減少させた。さらにこのファミリー錯体のD値の符号と大きさにおける構造歪の役割を理解するために開発した磁気構造D相関。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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コバルトとニッケルの錯体  ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  ,  その他の無機化合物の磁性  ,  分子の電子構造 
物質索引 (1件):
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