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J-GLOBAL ID：201702216144534046   整理番号：17A0504481

錯体化学結合理論に基づいた低損失マイクロ波誘電材料Zn_0.92Co_0.08ZrNb₂O₈のキャラクタリゼーション

Characterization of low loss microwave dielectric materials Zn_0.92Co_0.08ZrNb₂O₈ based on the complex chemical bond theory

著者 (4件)： YANG Z. L. (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  PAN H. L. (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  JIANG X. S. (Univ. Jinan, Jinan, CHN) ,  WU H. T. (Univ. Jinan, Jinan, CHN)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Electronics  (Journal of Materials Science. Materials in Electronics)
巻： 28  号： 2  ページ： 1597-1604  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： W0003A  ISSN： 0957-4522  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ波セラミックには高い誘電率(ε_r),高い品質因子(Q×f),ゼロ近くの共振周波数温度係数(τ_f)が必要である。鉄マンガン重石構造のZn_0.92Co_0.08ZrNb₂O₈セラミックを固体法で製作し,焼結温度に依存するマイクロ波特性を調べた。Rietveld解析法で結晶構造を解析し,格子定数に基づいて,結合イオン化度,格子エネルギー,結合エネルギー,熱膨張率を計算して構造特性を評価した。ε_rはNb-O結合の結合イオン化度に強く依存している。Q×f値は主に格子エネルギーとNb-O結合の結合エネルギーに影響されている。τ_fに関しては,Zn/Co-O結合の熱膨張係数に主に影響される。1200°Cの焼結温度でZn_0.92Co_0.08ZrNb₂O₈セラミックはε_r=27.10,Q×f=61,036GHz(8.54GHzにて),τ_f=-9.81ppm/°Cの優れたマイクロ波特性を示した。

シソーラス用語： 化学 ,  損失 ,  誘電材料 ,  ニオブ酸塩 ,  亜鉛化合物 ,  ジルコニウム化合物 ,  コバルト化合物 ,  *エレクトロセラミック ,  誘電率 ,  因子 ,  共振周波数 ,  温度係数 ,  固相反応 ,  加熱温度 ,  特性 ,  結晶構造解析 ,  格子エネルギー ,  熱膨張係数 ,  画像 ,  *キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： SEM画像 ,  マイクロ波セラミック ,  マイクロ波特性 ,  *マイクロ波誘電材料 ,  固体反応 ,  錯体化学 ,  焼結温度 ,  低損失 ,  熱膨張率 ,  品質因子

分類 (1件)： 固体デバイス材料  (NC03020K)

タイトルに関連する用語 (5件)： 錯体化学 ,  理論 ,  低損失 ,  マイクロ波誘電材料 ,  キャラクタリゼーション