文献

J-GLOBAL ID：201702216177895881   整理番号：17A1444411

固定細胞の自家蛍光に及ぼすトリパンブルー処理の影響【Powered by NICT】

The effect of trypan blue treatment on autofluorescence of fixed cells

著者 (4件)： Shilova Olga N. (Shemyakin-Ovchinnikov Institute of Bioorganic Chemistry of the Russian Academy of Sciences, Miklukho-Maklaya St., 16/10, Moscow, 117997, Russian Federation) ,  Shilov Evgeny S. (Faculty of Biology, Lomonosov Moscow State University, Leninskie Gory, 1/12, Moscow, 119234) ,  Deyev Sergey M. (Shemyakin-Ovchinnikov Institute of Bioorganic Chemistry of the Russian Academy of Sciences, Miklukho-Maklaya St., 16/10, Moscow, 117997, Russian Federation) ,  Deyev Sergey M. (Faculty of Biology, Lomonosov Moscow State University, Leninskie Gory, 1/12, Moscow, 119234)
資料名： Cytometry. Part A  (Cytometry. Part A)
巻： 91  号： 9  ページ： 917-925  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1612A  ISSN： 1552-4922  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景蛍光をフローサイトメトリーにおける重要な挑戦のままである,自己蛍光は,発色団の検出を妨害する。さらに,実験手順は,発光スペクトルのある領域における細胞蛍光に影響を及ぼすことができる。本研究では,固定,浸透化及び加熱細胞自己蛍光に及ぼす影響を種々のスペクトル領域,これらの処理のための消光色素としてのトリパンブルーの影響とともに解析した。組換蛋白質DARPin miniSOGの形でminiSOG(ミニ一重項酸素発生器)フラビン蛋白質,薄暗い緑色蛍光体とSK-BR-3細胞の染色に対するこれらの処理の影響をも評価した。ここに示したデータは,ある種の細胞の固定は,自己蛍光の顕著な増加をもたらすことを示した。著者らの結果は,スペクトルの長波長領域の蛍光信号を妨害するので,その結果は薄暗い緑色蛍光剤からの信号の減少を引き起こすので,トリパンブルーは明るい緑色エミッタのみ自己蛍光消光剤として使用されるべきであることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 発光スペクトル ,  色素 ,  *蛍光 ,  蛍光体 ,  *固定化細胞 ,  消光剤 ,  組換タンパク質 ,  フローサイトメトリー ,  フラビンタンパク質 ,  発色団 ,  消光 ,  スルホン酸 ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  第一アミン
準シソーラス用語： 緑色蛍光 ,  SK-BR-3細胞 ,  *自家蛍光 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： autofluorescence ,  トリパンブルー ,  DARPin ,  miniSOG ,  フローサイトメトリー

分類 (1件)： 生物物理的研究法  (EA03020V)

物質索引 (1件)： トリパンブルー

タイトルに関連する用語 (3件)： 固定細胞 ,  自家蛍光 ,  トリパンブルー