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J-GLOBAL ID：201702216183562264   整理番号：17A1498281

N’ (2ナフチリデン)ベンゾヒドラジドから誘導した2シクロパラジウム化錯体の合成,構造および触媒活性【Powered by NICT】

Syntheses, structures and catalytic activities of two cyclopalladated complexes derived from N’-(2-naphthylidene)benzohydrazide

著者 (4件)： Babu G. Narendra (School of Chemistry, University of Hyderabad, Hyderabad 500 046, India) ,  Rao A.R. Balavardhana (School of Chemistry, University of Hyderabad, Hyderabad 500 046, India) ,  Keesara Srinivas (School of Chemistry, University of Hyderabad, Hyderabad 500 046, India) ,  Pal Samudranil (School of Chemistry, University of Hyderabad, Hyderabad 500 046, India)
資料名： Journal of Organometallic Chemistry  (Journal of Organometallic Chemistry)
巻： 848  ページ： 243-248  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0412C  ISSN： 0022-328X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタノール還流中の酢酸の存在下で1当量のベンゾヒドラジドの2-ナフトアルデヒドの縮合反応が86%の収率でSchiff塩基N’ (2ナフチリデン)ベンゾヒドラジド(H_2L)を得た。室温メタノール中でLi_2PdCl_4(1:2モル比で取られたPdCl_2とLiClからin situ生成した),H_2LおよびNaOAc3H_2Oの等モル量の反応は82%の収率で錯体[Pd(HL)Cl](1)を与えた。室温でアセトンの1 2モル当量PPh_3の1モル等量の処理は72%の収率で錯体[Pd(L)(PPh_3)](2)を生成した。Schiff塩基と二種の錯体を元素分析,質量分析及び種々の分光学的(IR,UV-Visおよび~1H NMR)測定によって特性化した。両錯体(1および2)の分子構造を単結晶X線結晶学によって決定した。各平面四辺形錯体では,三座配位子(HL~-1L~2インチ2)ははさみ状CNOドナーとして作用する。四番目の配位サイトは1中の塩化物によって占められているが,2ではPPh_3のP原子により満足される。3位でHL~およびL~2パラジウムの2 ナフチルフラグメント。錯体2は中程度の収率ないし優れた収率で対応するトリアリール製品を提供する様々なアリールボロン酸との3,5 ジハロサリチルアルデヒドのワンポットSuzuki-Miyaura二重交差カップリング反応のための効果的な触媒であることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 化学合成 ,  キャラクタリゼーション ,  縮合反応 ,  結晶構造 ,  元素分析 ,  交差カップリング反応 ,  分子構造 ,  *錯体 ,  単結晶 ,  *触媒活性 ,  *触媒 ,  X線結晶学 ,  アゾメチン ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 三座配位子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： シクロパラジウム化 ,  位置選択 ,  N′-(2ナフチリデン)ベンゾヒドラジド ,  結晶構造 ,  分光学的性質 ,  二重交差カップリング

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  有機白金族化合物  (CF09058L)

物質索引 (2件)： アセトン ,  メタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 誘導 ,  シクロ ,  パラジウム ,  錯体 ,  触媒活性