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J-GLOBAL ID：201702216202524651   整理番号：17A1118519

大気酸素の理論【Powered by NICT】

A theory of atmospheric oxygen

著者 (2件)： Laakso T. A. (Department of Earth and Planetary Sciences, Harvard University, Cambridge, MA, USA) ,  Schrag D. P. (Department of Earth and Planetary Sciences, Harvard University, Cambridge, MA, USA)
資料名： Geobiology  (Geobiology)
巻： 15  号： 3  ページ： 366-384  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2582A  ISSN： 1472-4677  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大気酸素の地質記録はpO_2は始生代中に存在する大気レベル(PAL)の0.001%未満であり,0.1%と10%PAL間の原生代値に急激に増加し,顕生代の現代のレベルに迅速に上昇することを示唆した。炭素, 酸素, 硫黄, 水素, 鉄,とリンの生物地球化学的循環の簡単なモデルを用いて,著者らは,大気中の酸素のための三つの安定状態,地質学的記録に見られるレベルに対応していることを示した。これらの安定な状態は系列特異的正および負のフィードバックのから生じ,一つからもう一つへの遷移への酸化還元状態への大きな地球化学的摂動を必要とした。特に,始生代(すなわち,10~ 7PAL)における非常に低い酸素レベルは,酸素発生型光合成とロバストな有機炭素循環の存在と一致することを示した。雪玉地球氷河作用,両転移に先行するには,その始生代状態その原生代状態への,またはその原生代状態からの顕生代状態に対する大気を駆動する大気酸素中での適切な一時的な増加を提供することを示した。この仮説は,大酸化イベント,および新原生代酸化の両方からの原生代雪玉地球事象の見かけの同時性のための機構的説明を提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 地質学 ,  原生代 ,  酸化 ,  リン ,  *酸素 ,  有機炭素 ,  顕生代 ,  生物地球化学的循環 ,  地質 ,  炭素 ,  光合成 ,  モデル ,  始生代 ,  地球化学
準シソーラス用語： 全球凍結 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A) ,  同位体地質学  (DD01042T) ,  地球化学一般  (DD01010E) ,  層位学,地史学,古地理学一般  (DE02010O) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 大気 ,  酸素 ,  理論