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J-GLOBAL ID：201702216324235037   整理番号：17A1454266

バルト海北部における基礎的大型藻類Fucus vesiculosusに対する極端な温度と低塩分の相乗効果【Powered by NICT】

Synergistic effects of extreme temperature and low salinity on foundational macroalga Fucus vesiculosus in the northern Baltic Sea

著者 (4件)： Takolander Antti (Department of Biosciences, University of Helsinki, FI 00014, Helsinki, Finland) ,  Takolander Antti (Tvaerminne Zoological Station, University of Helsinki, J. A. Palmenin tie 260, 10900 Hanko, Finland) ,  Leskinen Elina (Department of Environmental Sciences, University of Helsinki. FI 00014, Helsinki, Finland) ,  Cabeza Mar (Department of Biosciences, University of Helsinki, FI 00014, Helsinki, Finland)
資料名： Journal of Experimental Marine Biology and Ecology  (Journal of Experimental Marine Biology and Ecology)
巻： 495  ページ： 110-118  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0533A  ISSN： 0022-0981  CODEN： JEMBAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動は環境変化の最大電流ドライバーの一つとして同定されている。バルト海の気候モデル予測は,塩分の低下と共に,極端な温度の増加した頻度と持続時間生物相への影響を有すると期待されるを予測した。本実験研究では,Fucus vesiculosus,基礎大型藻類に及ぼす低塩分と短期(8日)極端な海水温度,続いて11日間の回復期間の相互作用効果を調べた。局所スケールでの応答における潜在的変化を説明するために,二種類の地域個体群,温暖と寒冷地域に由来する個体が含まれていた。温度(20°Cから28°Cまで)と塩分(4または6)を操作する実験では,それは26°C以上に8日間曝露はF.vesiculosusに有害であり,広範な組織壊死を引き起こしたことが分かった。組織壊死は,低塩分により増強された。定常状態電子輸送速度(ETR)と最大ETRとして測定し,光合成は26°Cで低下し,この効果は,低塩分により増強された。26°C以上の温度は,光制限光合成効率(α)の低下を引き起こし,PS II反応中心への直接生理的損傷を示した。回復の11日後,いくつかの光合成パラメータを26°Cで検出されたが,28°C処理では回復した。将来バルト海に対する予測された低塩分の相乗効果と組み合わせた場合,バルトF.vesiculosus個体群は高い海水温度への短期(8日)曝露でも非常に影響されると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 個体群 ,  寒冷地 ,  予測 ,  *塩分 ,  光合成 ,  海水温 ,  *バルト海 ,  継続時間 ,  *相乗作用 ,  生物相 ,  気候変動 ,  気候モデル
準シソーラス用語： 定常状態 ,  *大型藻類 ,  *Fucus vesiculosus , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： バルト海 ,  基礎 ,  大型藻類 ,  Fucus ,  塩分 ,  相乗効果