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J-GLOBAL ID：201702216436441692   整理番号：17A0486700

ビス-(NHC)-金属錯体による末端アルキンへのCO₂の挿入

Inserting CO₂ into Terminal Alkynes via Bis-(NHC)-Metal Complexes

著者 (6件)： VELAZQUEZ Heriberto Diaz (Ghent Univ., Incheon, KOR) ,  VELAZQUEZ Heriberto Diaz (Instituto Mexicano del Petroleo, Mexico City, MEX) ,  WU Zhao-Xuan (Wuhan Univ. Technol., Wuhan, CHN) ,  VANDICHEL Matthias (Ghent Univ., Zwijnaarde, BEL) ,  VERPOORT Francis (Ghent Univ., Incheon, KOR) ,  VERPOORT Francis (National Res. Tomsk Polytechnic Univ., Tomsk, RUS)
資料名： Catalysis Letters  (Catalysis Letters)
巻： 147  号： 2  ページ： 463-471  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： T0669A  ISSN： 1011-372X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,一連の末端アルキンと二酸化炭素とのカルボキシル化反応において,Cu(I)およびAg(I)ベースのスルホン化ビス(N-複素環カルベン)錯体をうまく適用した。カルボキシル化反応の実現可能性,および両方の錯体のための適切な反応条件を詳細に研究した。本解析から,Ag-ビス(NHC)錯体は,Cu系のアナログよりも低い触媒負荷でより高い転化率を示し,室温で1.2当量の塩基Cs₂CO₃を使用して,1mol%のビス-(NHC)-Ag触媒と共に,1atmのCO₂と末端アルキンの乾燥DMSO溶液を使用したときに,最適反応条件を達成することが判明した。著者らは,錯体の活性部位が金属-モノ-NHC種上にある反応機構を計算機シミュレーションによりモデル化した。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *金属錯体 ,  *アルキン ,  *カルボキシ化 ,  カルベン ,  窒素複素環化合物 ,  *カルベン錯体 ,  *銀錯体 ,  転化率 ,  炭酸セシウム ,  反応機構 ,  計算機シミュレーション ,  モデリング ,  *挿入反応 ,  銅錯体
準シソーラス用語： N-複素環カルベン ,  モデル化 ,  *末端アルキン

分類 (3件)： 第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y) ,  貴金属触媒  (CB06122I) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M)

物質索引 (4件)： 3-[1-(2,4,6-トリメチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-3-イル]プロパン-1-スルホン酸アニオン ,  3-[1-(2,4,6-トリメチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-3-イル]プロパン-1-スルホン酸カリウム ,  ビス[3-(3-スルホナトプロピル)-1-(2,4,6-トリメチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-2-イル]銀(II)カチオン・ナトリウム ,  ビス[3-(3-ポタシオスルホプロピル)-1-(2,4,6-トリメチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-2-イル]銅(II)カチオン・ヘキサフルオロホスファート

タイトルに関連する用語 (5件)： ビス ,  NHC ,  金属錯体 ,  末端アルキン ,  CO2