文献

J-GLOBAL ID：201702216451431969   整理番号：17A0821947

組織病理学スライドソーティングの理解と支援

Understanding and supporting histopathology slide sorting

著者 (4件)： SWINDELLS Colin (Tactus Technol., CA, USA) ,  TORY Melanie (Tableau Software, CA, USA) ,  KINCAID Robert (Keysight Lab., CA, USA) ,  EVANS Guy (Univ. Victoria, BC, CAN)
資料名： Behaviour & Information Technology  (Behaviour & Information Technology)
巻： 36  号： 4-6  ページ： 447-458  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： E0940A  ISSN： 0144-929X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： がん検診のために,病院の組織病理学ラボは生検組織からの断面を顕微鏡スライドにマウントし,病理学者の観察の準備として着色する。このスライド準備作業の最終ステップはスライドソーティングである。即ち,スライドを人手でフォルダまたはトレイに,その記述書と共に,整理し,診断のために病理学者に配布する作業である。病理学者の効率を最大化するために,スライドは患者別に,一貫した順序で,病気の型または身体部位によりソートされ,グループ化される。スライドソーティングはラボ技術員により行われ,自動化の難しい,時間を要する労働集約的な作業である。本論文では,現状のスライドソーティング作業を理解し,この作業を支援するインタラクティブ計算機支援システム設計の可能性を追求する観察研究を行った。ツールとして触覚テーブルトップディスプレイなどの利用を視野に入れている。作業をブレークダウンすることにより,計算機支援が可能な作業を洗い出すことができた。

シソーラス用語： 病理学 ,  *組織診 ,  *計算機利用システム ,  スライド ,  顕微鏡試料 ,  ソーティング ,  腫瘍 ,  生検 ,  ヒューマンインタフェイス ,  ユーザインタフェイス ,  触覚センサ
準シソーラス用語： *組織病理学 ,  *計算機支援システム ,  触覚インタフェイス

分類 (2件)： 病理検査  (GC02040S) ,  医用情報処理  (JE15030Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 組織病理学 ,  スライド ,  ソーティング ,  理解 ,  支援