抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国際照明委員会が1931年9月14日から19日まで,イギリスのCambridgeで開催された。この会議(CIE1931)の測色委員会で決定した五つの決議が現代測色学,特にその表色系の基準になっている。これらの決議の中で特に重要なものは表色系の基準を決めたことである。決議1の表色系は後にRGB表色系と呼ばれることになり,決議5は後にXYZ表色系と呼ばれることになる。しかし,XYZ表色系の定義はななはだぶっきらぼうで,RGB系の原刺激と白色光の代替としてのB光源がそれぞれXYZ表色系の色度座標上のどこに位置するかを示しているだけのものであった。XYZ表色系が勧告されて間もなく,その欠点(色差表示の不均一性)が取り上げられた。本稿では,RGB表色系からXYZ表色系への変換について述べた。