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J-GLOBAL ID:201702216540732500   整理番号:17A0366137

慣性閉込め核融合(ICF)ターゲットのためのゲルキャスティングによるB_4C中空ミクロスフェアの調製【Powered by NICT】

Preparation of a B4C hollow microsphere through gel-casting for an inertial confinement fusion (ICF) target
著者 (18件):
資料名:
巻: 43  号: 1 PA  ページ: 571-577  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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B_4C中空ミクロスフェアは,慣性閉込め核融合(ICF)のための有望な標的ペレットであることが提案されている。B_4C中空ミクロスフェアの調製は困難であり,ほとんど報告されていない。本研究では,モリブデンコア上のコア-シェル構造B_4Cミクロスフェアを作製するためのゲルキャスティング法とそれに続くか焼プロセスを開発した。ミクロスフェアの微細構造,化学量論,表面粗さ,および壁の厚さは,走査型電子顕微鏡(SEM),X線回折(XRD),X線光電子分光法(XPS)およびX線写真により特性化した。結果は均一なミクロ組織と高強度を有するコア-シェル構造ミクロスフェアは,ゲルキャスティング,1400°Cでか焼することによってにより得られたことを示した。モリブデンコアの直径は2mmであり,壁厚さは約100 180μmであった。コア-シェル構造ミクロスフェアの主相はB_4C,残留炭素とB_2O_3の少量を伴うことに注目すべきである。コア-シェル構造B_4Cミクロスフェアはその後B_4C中空ミクロスフェアを得るためにレーザ穴あけと腐食によって処理した。B_4C中空ミクロスフェアは,優れた腐食抵抗を有することが示唆された。原子間力顕微鏡(A FM)分析は,B_4C中空ミクロスフェアは,5μm正方形走査に基づく197nm rmsと19.3nm rmsの外側と内側の表面粗さを示したことを実証した。本研究は高品質B_4C中空ミクロスフェア,ICF用ターゲットペレットとしての応用可能性を持つことを調製するための新しい方法を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
セラミック・陶磁器の製造 

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