抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:赤血球分布幅(RDW)変化と慢性心不全(CHF)患者のNYHA分級の関係及び短期予後への影響を検討する。【方法】2013年6月から2015年6月までに,著者らの病院に入院したCHF患者193例を研究対象とした。ニューヨーク心臓協会(NYHA)心機能分類により、それをA群(I級55例)、B群(II級42例)、C群(III級48例)、D群(IV級48例)に分け、CHF患者の最近の予後に影響を与える要素に対してCox回帰分析を行った。結果:NYHA等級の増加に伴い、異なるグループの患者のヘモグロビン(Hb)及び赤血球(RBC)の数は低下した;A,B,C,D群のHb,RBCは,有意に減少し(F=4.044,F2=2.906,P<0.05),各群の間に有意差が認められた(P<0.05)。A,B,C,D群のアミノ末端のナトリウム利尿ペプチド前駆体(NT-proBNP)の値(LgNT-proBNP)は増加し,各群の間には有意差が認められた(F=3.492,P<0.01)。多変量Cox回帰分析により,RDW,LgNT-pmBNP,Hb,および年齢はCHF患者の予後不良の独立予測因子であることが明らかになった(HR=1.892,3.924,0.925,1.003,P<0.05)。結論:年齢、Hb因子と比較すると、RDWレベルはCHF患者のNYHA分類に対してより良い独立予測価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】