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J-GLOBAL ID：201702216621495766   整理番号：17A1134527

ナノ構造化SBA-15ホストの薬物ケトロラックトロメタミン放出系への応用

Nanostructured SBA-15 host applied in ketorolac tromethamine release system

著者 (4件)： CUSSA Jorgelina (Universidad Tecnologica Nacional, Cordoba, ARG) ,  JUAREZ Juliana M. (Universidad Tecnologica Nacional, Cordoba, ARG) ,  COSTA Marcos B. Gomez (Universidad Tecnologica Nacional, Cordoba, ARG) ,  ANUNZIATA Oscar A. (Universidad Tecnologica Nacional, Cordoba, ARG)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Medicine  (Journal of Materials Science. Materials in Medicine)
巻： 28  号： 8  ページ： 113,1-8  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： W0004A  ISSN： 0957-4530  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非ステロイド系消炎薬(NSAID)のピロリジンカルボン酸誘導体であるケトロラックトロメタミン(KETO)の効果的カプセル化と制御放出を達成するための薬物製剤材料としての秩序化メソポーラスシリカSBA-15の調製を検討した。鋳型としてポリエチレングリコール-ポリプロピレングリコール-ポリエチレングリコールトリブロック共重合体Pluronic P123を,シリカ源としてオルトケイ酸テトラエチルをそれぞれ用いて六方晶および規則構造を持つSBA-15材料を合成した。溶媒としてエタノールを用いてKETOをSBA-15チャネル中に吸着させた。SBA-15とKETO/SBA-15の物理化学的性質と組織構造特性を,X線回折,熱重量分析,TEM,SEM,FTIRおよびBET表面積法により調べた。またKETO/SBA-15からのKETO放出挙動を,紫外可視分光法によりpH7緩衝液中,連続撹拌下,37°Cにて調べた。KETOは,その化学構造と組成に影響を与えることなくSBA-15チャネルの表面に吸着すること,SBA-15チャネルへの吸着によりKETOの制御放出は著しく改善されることなどが分かった。KETO/SBA-15は経口投与が可能である。

シソーラス用語： 非ステロイド系消炎薬 ,  高分子界面活性剤 ,  非イオン界面活性剤 ,  表面積 ,  ナノ材料 ,  *SBA-15 ,  *カプセル封じ ,  *薬物放出 ,  二酸化ケイ素 ,  吸着 ,  化学的性質 ,  組織構造 ,  X線回折分析 ,  熱重量分析 ,  透過型電子顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  FTIR分光法 ,  スペクトロスコピー ,  経口投与 ,  製剤
準シソーラス用語： NSAID ,  Pluronic P123 ,  BET表面積 ,  ナノ構造材料 ,  *カプセル化【物質】 ,  *薬物制御放出 ,  メソポーラスシリカ ,  物理化学的性質 ,  X線回折法 ,  熱重量分析法 ,  TEM【顕微鏡】 ,  SEM【顕微鏡】 ,  FTIR【分光法】 ,  紫外可視分光法 ,  経口投与製剤

分類 (3件)： 無機工業薬品,無機材料一般  (YB02010A) ,  医用素材  (GA05040H) ,  固形製剤  (GY02030V)

物質索引 (2件)： ケトロラックトロメタミン ,  けい酸テトラエチル

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ構造 ,  SBA-15 ,  薬物 ,  ケトロラックトロメタミン ,  放出 ,  応用