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J-GLOBAL ID:201702216708987874   整理番号:17A0373023

トレハロース-6-りん酸シンターゼとトレハラーゼ遺伝子のRNA干渉により明らかにされたLeptinotarsa幼虫におけるトレハロースの生理学的役割【Powered by NICT】

Physiological roles of trehalose in Leptinotarsa larvae revealed by RNA interference of trehalose-6-phosphate synthase and trehalase genes
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巻: 77  ページ: 52-68  発行年: 2016年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トレハロースは昆虫の多様な生理学的役割を果たすことを提案した。しかし,その重要性はほとんど未確認。本論文では,トレハロース生合成遺伝子(トレハロース-6-リン酸シンターゼ,LdTPS)またはRNA干渉(RNAi)によるLeptinotarsa decemlineata(コロラドハムシ)の三種の分解遺伝子の各(可溶性トレハラーゼLdTRE1a,LdTRE1bまたは膜結合LdTRE2)をノックダウンした。LdTPSのノックダウンは,トレハロース含有量を減少させ,幼虫およびさなぎの致死を引き起こした。LdTPS RNAi生存者はより多くの葉を消費し,重い体重を得られ,より多くのグリコーゲン,脂質とプロリンを蓄積し,対照と比較してキチンの少量を有していた。トレハロースグルコースではなくの摂取は食品消費増加と幼虫質量上昇を救済し,生存率を増加し,正常レベルへのグリコーゲン,脂質およびキチンを回復した。とは対照的に,LdTRE1aのサイレンシングは,トレハロース含有量を増加させ,幼虫およびさなぎの致死をもたらした。生存LdTRE1a RNAiハイポモルフは少量の食品を供給し,軽い体重,枯渇した脂質といくつかの糖原性アミノ酸を有し,少量キチンを含んでいた。トレハロースもグルコース摂取もこれらLdTRE1a RNAi欠陥を救済した。LdTRE1bのサイレンシングはほとんど影響を引き起こした。LdTRE2のノックダウンは,幼虫の死を引き起こし,いくつかの組織におけるトレハロース含量を増加させ,脳側心体アラタ体複合体(BCC)におけるグリコーゲンを減少させた。グルコースではなくトレハロースを給餌BCCにおける高い死亡率と回収されたグリコーゲン含有量を部分的に救済した。トレハロースはL.decemlineata幼虫の摂食調節,糖吸収,脳エネルギー供給とキチン生合成に関与していると思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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酵素生理 

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