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J-GLOBAL ID:201702216724728962   整理番号:17A0686345

黒毛和種牛における人工授精後のhCGとGnRHの2段投与による受胎率向上

Effect of the double-luteotropic treatment using hCG and GnRH on breeding in Japanese Black Cattle
著者 (3件):
資料名:
号: 648  ページ: 335-343  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: X0028A  ISSN: 0287-0754  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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長期空胎や多回の人工授精(AI)を主訴とする黒毛和種繁殖牛92頭に対し,受胎率向上を目的として,AI後のDay4-6(Day 1=排卵日)にhCG,同Day11-13にGnRHの2段投与を行って黄体賦活化を試みたDL群の受胎率は60.9%(56/92)となり,対照のPG投与後AIしたあるいはPG投与後2日にGnRHを投与して翌日定時AIしたPG/SS群の受胎率47.9%(46/96)より高い傾向(p=0.075)およびAI後4~6日にhCGのみを投与したhCG群の受胎率40.6%(28/69)より有意に高かった(p<0.05)。血中プロジェステロン濃度はDay11-13における黄体賦活化の程度と関連がみられたが,妊娠診断時の黄体個数による差はみられず,両者に関連はみられなかった。誘起黄体が形成された割合はhCG投与により53.2%,GnRH投与により26.0%であった。また,全体の74.7%(59/79)に誘起黄体形成や既存黄体の大型化に示される黄体賦活化の反応がみられ,それらの受胎率は72.9%(43/59)となり,反応がみられなかったものの受胎率(45.0%,9/20)より有意に高かった(p<0.05)。以上のように,hCG-GnRHの2段投与は黄体を賦活化して受胎率を向上させるのに有効であることが明らかとなった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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牛  ,  繁殖管理 
引用文献 (24件):

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