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J-GLOBAL ID：201702216738102978   整理番号：17A1009393

環境効率指標を介した中国内蒙古の3種の高アルミニウムフライアッシュ有効利用事例の評価と比較

Assessment and comparison of three high-aluminum fly ash utilization scenarios in Inner Mongolia, China using an eco-efficiency indicator

著者 (7件)： YANG Shuo (China National Inst. of Standardization, Beijing, CHN) ,  YANG Shuo (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  LIN Ling (China National Inst. of Standardization, Beijing, CHN) ,  LI Shao Peng (Inst. of Process Engineering, Beijing, CHN) ,  LI Qiang (Inst. of Process Engineering, Beijing, CHN) ,  WANG Xiu Teng (China National Inst. of Standardization, Beijing, CHN) ,  SUN Liang (China National Inst. of Standardization, Beijing, CHN)
資料名： Waste Management & Research  (Waste Management & Research)
巻： 35  号： 5  ページ： 515-524  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： H0970A  ISSN： 0734-242X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内蒙古は,豊富な石炭埋蔵量を有し,年間産炭量は10億tにも達するが,炭質はAl含量の高さを特徴とし,結果的にAl含量が高いフライアッシュを生じることになる。本研究では,内蒙古産の3種のフライアッシュ有効利用法,即ち,1)塩基性浸出液添加によるムライトセラミックスとケイ酸カルシウムの取得,2)塩基性浸出液に対する二酸化炭素の注入によるムライトセラミックスとシリカヒュームの取得,及び3)塩基性浸出後の固液分離生成物に対する塩酸,酸化Ca処理などによるムライトセラミックスとケイ酸カルシウムの取得,を採り上げて,諸法の物質収支,エネルギー収支などに基づいて工程性能や環境調和性能を環境効率指標などを介して比較評価した。環境影響評価には,支払意欲理論を利用して,各種環境影響カテゴリを正規化,統合した。環境税及び資源補償費を環境影響評価の補正係数として導入した。以上の事例研究で得た諸成果は,環境経済的効率に基づく技術評価の方法論として意義を有し,またフライアッシュ有効利用推進に関する意思決定支援実務情報関連研究に寄与するものである。

シソーラス用語： フライアッシュ ,  内モンゴル自治区 ,  キャラクタリゼーション ,  *アルミニウム化合物 ,  *リサイクル ,  濃度 ,  事例研究 ,  効率 ,  評価 ,  工程能力 ,  工程分析 ,  物質収支 ,  エネルギー収支 ,  有用物質回収 ,  ムライト ,  シリカヒューム ,  ケイ酸カルシウム ,  性能分析 ,  環境アセスメント ,  ライフサイクルアセスメント ,  利益
準シソーラス用語： *石炭フライアッシュ ,  高濃度 ,  環境効率 ,  環境経済評価 ,  利用効率 ,  経済的利益

分類 (5件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  火力発電  (NB03040D) ,  産業排ガス処理  (SC04040S) ,  環境問題  (SA01020V) ,  汚染原因物質一般  (SB05010P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 環境効率 ,  指標 ,  中国 ,  内蒙古 ,  アルミニウム ,  フライアッシュ ,  有効利用 ,  評価