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J-GLOBAL ID:201702216826649999   整理番号:17A1717570

活性菱鉄鉱鉱石による水溶液からのりん酸塩の除去:調製,性能と機構【Powered by NICT】

Removal of phosphate from aqueous solution by activated siderite ore: Preparation, performance and mechanism
著者 (6件):
資料名:
巻: 80  ページ: 875-882  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3224A  ISSN: 1876-1070  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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活性化菱鉄鉱鉱石(ASO)は,異なる継続時間に対して異なる温度で菱鉄鉱をアニーリングすることによって調製した。水溶液からリン酸塩の除去とリン酸塩除去に及ぼす粒子サイズ,接触時間,pH,初期りん酸塩濃度,温度,および共存アニオンの影響に関するA SOの性能を調べた。X線回折計,熱重量分析計(TGA),透過型電子顕微鏡(TEM),表面積分析計,Fourier変換赤外スペクトルと他の技術を用いて,吸着前後のASOを特性化した。結果はアニーリング温度が450°Cに上昇すると大量CO_2が放出された一方菱鉄鉱がヘマタイトに変換し始めたことを示した。温度が470°Cに近づくにつれてアニールした生成物の比表面積は4.17m~2/gから57.5mまで~2/gリン酸塩は3.0と11.0の間の相対的に広いpH範囲でASOにより効率的に除去することができた。共存アニオンの影響をHCO_3~ を除き実験濃度範囲内で有意ではなかった。A SOへのりん酸塩の吸着過程は擬二次動力学モデルに適合した。A SOは30°Cに於けるLangmuir等温線から推定した高効率吸着容量は9.24mg/gを示した。TEMおよびFTIR分析の結果は,pH=6.5とリン酸塩濃度(100 mg/L)の条件の下で,二種類のモノプロトン化りん酸塩錯体は,ASO,単座配位二核(架橋)様式で配位した1つの表面錯体と単座配位単核錯体として他に存在することを示唆した。少量共沈であるリン酸塩の除去のための別の機構である可能性が最も高い。これら基礎データは,シデライトは少なくともリン酸塩の吸着のための多孔質材料を調製するための有望な前駆体であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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下水,廃水の物理的処理 

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