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J-GLOBAL ID:201702216853174218   整理番号:17A0959525

日本の屋久島のニホンジカ栄養に及ぼす密度,季節および摂食量の影響

Effects of density, season, and food intake on sika deer nutrition on Yakushima Island, Japan
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 369-378  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ニホンジカ(Cervus nippon)は,北日本で冬の厳しい食物制限を受ける。しかし,日本南部では冬の間,植物食物資源が利用可能であり,従って,シカの栄養状態はそこで低減しない可能性がある。この仮説をテストするために,日本の屋久島の異なるシカ密度を有する5つの地区からの74例の選別シカ個体で,Rineyの腎周囲脂肪係数(RKFI)および胃摂取量における季節的変動を測定した。平均RKFIは集団間で有意に異なり,22.91±11.91から76.23±15.99の範囲であった。RKFIとシカ密度の間に有意な相関は認められなかった。瘤胃内容の全新鮮重量も集団間で有意に異なり,0.51から3.51kgの範囲であった。摂食量およびRKFIはタウン牧場の周辺でL字状の分布を示した。しかし,摂食量が他の4つの地区で集団に有意に正の効果を有することが分かった。従って,栄養状態における変動はシカ瘤胃内容量と関連することが示唆された。シカ密度も季節も,RKFI値と有意に相関しなかった。5つの全地区で,平均RKFI値は20を超えた。これらの知見から,>70頭/km2の高密度地区でさえ,シカが貧しい栄養条件でなかったことが示され,それは上記の仮説を支持した。特に,摂食量は同地区の個体間で異なったが,体重および年齢に影響されなかった。従って,食物選択性がシカ個体間で異なることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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動物生態学一般 
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