抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フォトニック結晶ナノ共振器による強い光閉じ込め効果は,低閾値動作ナノレーザの実現を可能とする。一方,その閉じ込め作用は,共振器内部での非線形光学効果の増大にも寄与する。我々は,フォトニック結晶ナノ共振器量子ドットレーザにおけるこれらの利点を組み合わせた非線形波長変換機能を有するナノレーザを実現した。この”自己周波数変換”ナノレーザにおいては,単一のレーザ結晶によりレーザ発振および非線形第二高調波発生が発現している。本方式と量子ドットの広いゲイン帯域を活用することで,可視域をほぼカバーするモノリシック多色ナノレーザアレイの実現に成功した。本稿ではこれらナノレーザの高機能化に関する議論に加え,同系において最近実現した,高自然放出結合定数レーザ発振についても言及する。(著者抄録)