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J-GLOBAL ID：201702216872960403   整理番号：17A0918338

野生イノシシによる侵入防止柵に対する衝突実験と改良防止柵の提案

PERFORMANCE TEST OF ANIMAL SECURITY FENCE AGAINST IMPACT OF WILD BOARS AND PROPOSAL FOR IMPROVED TYPE FENCE

著者 (3件)： 濱部浩一 (日本獣医生命科学大学 運動科学教室) ,  時田昇臣 (日本獣医生命科学大学 動物栄養学教室) ,  石井哲次 (神奈川大学 人間科学部)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 73  号： 2  ページ： 70-80(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高速道路におけるロードキル対策として侵入防止柵が設置されてきているが,イノシシと思われる中・大型動物の衝突により防止柵が変形する事例が発生している.そこで本研究では野生のイノシシが防止柵に衝突する際のスピード,姿勢,防止柵の変形を分析する実験を行った.その結果,イノシシは鼻先を突き上げるような姿勢で防止柵に突進しており,衝突位置周辺の横鉄線の配置が防止柵変形抑制に重要であることを明らかにした.このことから横鉄線の配置を考慮して,改良型防止柵を提案した.(著者抄録)

シソーラス用語： *防護柵 ,  高速道路 ,  *イノシシ ,  交通事故 ,  事故防止 ,  安全対策 ,  *衝突 ,  衝突試験 ,  変形 ,  抑制 ,  鳥獣害 ,  防止
準シソーラス用語： 事故防止対策 ,  侵入防止 ,  変形抑制

著者キーワード (4件)： wild boar ,  crash test ,  animal intrusion prevention ,  prevention fence performance test

分類 (1件)： 道路付属施設  (RC08040T)

引用文献 (13件)：

• 1) 東日本道路株式会社,中日本高速道路株式会社,西日本高速道路株式会社:設計要領第5集(交通安全施設編),NEXCO 中央研究所,pp. 30, 2006.
• 2) NEXCO東日本株式会社:CSRレポート,2007-2014.
• 3) NEXCO西日本株式会社:コミュニケーションレポート,2008-2014.
• 4) NEXCO中日本株式会社:CSR報告書,2007-2014.
• 5) 岡山公法判例研究会:小動物の高速道路への侵入と道路管理の瑕疵,岡山大学法学会雑誌,Vol. 60, pp. 187-199, 2010.

タイトルに関連する用語 (5件)： イノシシ ,  侵入防止 ,  柵 ,  衝突実験 ,  提案