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J-GLOBAL ID:201702216904802165   整理番号:17A1465665

慢性腎疾患における造影剤誘発性腎症の予防におけるトリメタジジン【Powered by NICT】

Trimetazidine in the prevention of contrast-induced nephropathy in chronic kidney disease
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 315-319  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2851A  ISSN: 1553-8389  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コントラスト誘発腎症(CIN)は,他の原因によるものではないことを経静脈または動脈内ヨード造影剤への曝露の24~72時間内で起こる急性腎不全(ARF)として定義される。CINは造影剤の腹腔内投与前に正常腎機能を有する入院患者の5%で起こった。特に糖尿病性腎症に関連するかどうかは腎機能障害を有する患者でより高頻度に生じた。診断または治療のいずれかを目的とした造影剤を用いた全法の中で,冠動脈造影と経皮的冠動脈インターベンションは,CINの最高速度と関連している。トリメタジジンは細胞抗虚血剤として記述されている。以前の研究は,トリメタジジンは細胞およびミトコンドリアレベルの両方で虚血-再潅流の有害な影響を防止し,抗酸化作用を発揮することを示した。酸素フリーラジカルの過剰放出を阻害し,細胞性アシドーシスを制限し,アデノシン三リン酸(ATP)貯蔵を保護し,膜脂質過酸化を減少させ,好中球浸潤を阻害した。冠動脈造影を受ける腎機能障害を有する患者における造影剤誘発腎症(CIN)の防止におけるトリメタジジン(TMZ)の役割を評価すること。90ml/min以下基底クレアチニンクリアランスを持ち,冠動脈造影法のため来院した百人の患者で実施した。両群は12時間付近で開始して血管造影前,その後12時間まで1時間当たり1mg/kg体重の割合で形等張生理食塩水のにおける非経口水和を受けた患者は五十人の患者を含む各二群に分けた。1群では,患者は72時間の1日2回トリメタジジン35mgの形で追加投与を受け,2群で受けなかった(制御)法の48時間前に始まった。TMZ対対照群(10% vs. 26%)間のCINの速度に関する有意差はなかった。造影剤の量は,CIN群(165.00±108.41 vs 89.85±38.60, P=0.000)で有意に高かった。標準初期生理的食塩水とともに35mgの1日2回経口の用量におけるトリメタジジンの投与では軽,中度の基底腎不全患者における冠動脈血管造影操作中の造影剤投与後の造影剤誘発腎機能障害の発生率を予防または低減する効果的な方法である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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循環系の診断  ,  泌尿生殖器の基礎医学  ,  術後処置・予後  ,  中毒一般 
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