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J-GLOBAL ID:201702216945861426   整理番号:17A1460515

嫌気性膜バイオリアクタ流出水からのバイオガスの回収のための中空繊維膜接触装置におけるCO_2とCH_4の輸送特性【Powered by NICT】

Transport properties of CO2 and CH4 in hollow fiber membrane contactor for the recovery of biogas from anaerobic membrane bioreactor effluent
著者 (8件):
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巻: 541  ページ: 62-72  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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廃水の嫌気性消化から生産されたメタン(CH_4)のかなりの量が排液中に溶解し,放出される。溶存CH_4の回収率は嫌気性プロセスの増強されたエネルギー生産を確実にし,温室効果ガスの環境影響を最小化するのが重要である。本研究では,膜接触装置はCH_4回収のための物質移動装置として採用した。CH_4と二酸化炭素(CO_2)の同時脱着を考慮した数学モデルは総括物質移動係数を計算するために直列抵抗モデルを用いて開発した。シミュレーションを自家製中空糸膜を用いて得られた実験結果と同様にバイオガスで飽和した水の嫌気性膜バイオリアクタ(AnMBR)と合成廃水からの実際の廃水を用いて検証した。結果はCO_2フラックスは液相におけるその濃度がより高いため,CH_4フラックスのそれより高いことを示した。液体速度の増加により液相物質移動抵抗の減少はCH_4とCO_2フラックスの両方を有意に増強した。が,ガス速度の増加はCH_4フラックスをわずかに影響がCO_2フラックスをかなり高めた。CO_2脱着はCH_4回収率を増加させることを見出した。脱着CO_2はガス側におけるCH_4の分圧を低減し,CH_4脱着を容易にするために,ガス相物質移動係数を増大させることにより物質移動駆動力を増加させるのに役立った。液体速度の増加は,ガス出口におけるCH_4のモル分率を増加させたがCH_4回復の速度を低下させた。一方,ガス圧力を減少させるために真空条件を適用しCH_4回復の速度を増強したが,生成ガス中のCH_4モル分率を低下させた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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膜分離 

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