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J-GLOBAL ID:201702216953309580   整理番号:17A1206161

フィリピンのネグロス島でのサトウキビ栽培における窒素施肥の現状

Actual State of Nitrogen Fertilizer Application in Sugarcane Cultivation on Negros Island, the Philippines
著者 (6件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 128-138  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: F0874B  ISSN: 1882-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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サトウキビはフィリピンのネグロス島の広域全体で栽培されている。島居住者にはクリーンな地下水が重要であるが,高濃度の硝酸態窒素がときどき観察されている。従って,サトウキビ生産から地下水まで窒素負荷を減少させるために農家による窒素肥料の適正管理を実行することが重要である。特に,サトウキビの初期生育段階中に施用した窒素は植物にわずかしか吸収されないと考えられており,大部分の窒素が地下水に浸出する。適性な施肥管理を開発するために窒素肥料の使用の現状を明らかにする必要がある。従って,本調査では農家の調査を行って窒素使用の現状を明らかにした。結果は,(1)多くの農家がフィリピンで開発された標準窒素施用量より多い窒素を使用し,栽培期間中の窒素施用量と新たに植え付けしたサトウキビ収量との関係が観察されなかった。(2)施肥の頻度,第1の窒素施肥の時期及び施用量が農民によって異なった。(3)多くの農家がサトウキビの初期栽培段階中に大量の窒素を施用し,その段階の窒素施用と収量との関係が観察されなかった。サトウキビ栽培から地下水まで窒素負荷を低減させるために,窒素施用の適切な時期及び各時期の施用量を明らかにし,サトウキビ農家へ情報を広めることが肝要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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糖料作物  ,  施肥法・肥効 
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