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J-GLOBAL ID:201702217060752281   整理番号:17A1430986

金上の熱応答性ポリ(メタクリル酸グリシジルエーテル)ブラシ:表面工学パラメータと細胞シート作製のための【Powered by NICT】

Thermoresponsive poly(glycidyl ether) brushes on gold: Surface engineering parameters and their implication for cell sheet fabrication
著者 (3件):
資料名:
巻: 59  ページ: 117-128  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞接着および熱誘起細胞脱離のために最適化した熱応答性ポリマ被覆は,完全な細胞外マトリックスとコンフルエント細胞シートの製造を可能にした。しかし,このような被覆のための合理的設計指針はまれであり,熱応答性表面からの温度誘発細胞接着と剥離は機構的によく理解されていないからである。ここでは,分子量(2, 9, 24kDa),グラフト密度(0.04 1.4鎖nm~ 2),形態,および37と20°Cで細胞応答に対する良く特性化された熱応答性ポリ(グリシジルエーテル)ブラシの粗さの影響を調べた。NIH3T3マウス線維芽細胞は,接着,増殖,細胞シート脱離のためのモデル細胞株として使用した。細胞応答は10%ウシ胎児血清を含む細胞培養培地からの血清蛋白質吸着と相関していた。無傷細胞シートは,調べたすべてのポリ(メタクリル酸グリシジルエーテル)被覆表面から採取し,分子量に関係なく,被覆の形態は均一で表面は,水和したブラシによって遮蔽されたことを示した。鎖重なりの程度は,鎖間距離,強く重なり合ったブラシ領域(2R_f/l>1.4)に位置するべきにθ溶媒中での高分子のFlory半径の2倍の比により推定した。対照的に,高密度PNIPAM(2.5kDa)制御単分子層は,37°Cで細胞培養培地からの蛋白質吸着を誘導せず,結果として,顕著な細胞接着を可能にしなかった。金上の官能性ポリ(グリシジルエーテル)コーティングのこれらの構造設計パラメータがより一般的な,細胞培養関連基板上のこれらの熱応答性被覆の将来工学に寄与するであろう。組織工学に向けて足場アプローチとしての細胞シート工学は再生医療の里程標に似ていた。コンフルエント細胞シートの製造は生理的細胞足場として機能する細胞の細胞外マトリックスを維持する。熱応答性ポリ(メタクリル酸グリシジルエーテル)は高度に細胞適合性とそのブラシは付加的な細胞接着配位子を修飾することなく,細胞接着と成長を促進する。,グラフト密度と分子量のような表面設計パラメータと温度依存性血清蛋白質吸着と細胞応答の直接相関は接近可能になった。,再現性のある細胞シート作製のための明確なポリ(メタクリル酸グリシジルエーテル)単分子層の表面工学パラメータを同定した。これらの設計ガイドラインは,細胞シート工学のための他のブラシ状熱応答性被覆の開発に有益であろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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医用素材  ,  細胞・組織培養法 

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