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J-GLOBAL ID：201702217104811927   整理番号：17A0127528

UAVとネットワークカメラを用いた七里御浜井田海岸における海浜変形に関する研究

著者 (5件)： 渡邉博之 (名古屋大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻) ,  小林泰輔 (名古屋大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻) ,  菊雅美 (岐阜工業高等専門学校 環境都市工学科) ,  中村友昭 (名古屋大学 大学院工学研究科社会基盤工学専攻) ,  水谷法美 (名古屋大学 大学院工学研究科社会基盤工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_790-I_795(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 三重県南部に位置する七里御浜では海岸侵食が深刻な問題となって久しく,特に侵食が厳しい井田海岸では,様々な海岸侵食対策が行われてきた.しかし,依然として礫浜の回復には至っていないのが現状である.本研究では,同海岸を対象に行った3回のUAV-SfM測量と,ネットワークカメラによる撮影画像から,礫浜の海浜変形について検討した.その結果,礫浜の広範囲な3次元モデルの取得や断面図および体積量の算定を行えることから,海浜変形の把握にUAV-SfM測量が有用であることを示した.また,七里御浜井田海岸において,沿岸方向となる波向かつ有義波高4 m以上の波浪状況のときに侵食性,法線方向となる波向きかつ有義波高2 ~4 m程度の波浪状況のときに堆積性,有義波周期や波向に関係なく,有義波高1 m程度の波浪条件が続くときに安定状態の傾向になることを示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *無人機 ,  変形 ,  ビデオカメラ ,  *海岸侵食 ,  *海浜 ,  画像処理 ,  空中写真測量 ,  波浪 ,  波高 ,  三重県 ,  SfM【画像処理】 ,  ネットワークカメラ ,  有義波高
準シソーラス用語： *海浜変形

著者キーワード (5件)： UAV ,  SfM ,  remote sensing ,  coastal erosion ,  network camera

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

引用文献 (5件)：

• 1) Vu Thi Lan Huong,水谷法美:画像解析に基づく七里御浜井田海岸の汀線変化特性に関する研究,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_586 - I_590,2013.
• 2) Vu Thi Lan Huong,菊 雅美,西浦洋平,中村友昭,水谷法美:七里御浜井田海岸の海浜地形変化機構に関する研究,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 71,No. 2,pp. I_697-I_702,2015.
• 3) 小花和宏之,早川裕弌,齋藤仁,ゴメスクリストファー:UAV-SfM手法と地上レーザ測量により得られたDSMの比較,写真測量とリモートセンシング,Vol. 53,No. 2,pp. 67-74,2014.
• 4) リアルタイムナウファス国土交通省港湾局 全国港湾海洋波浪情報網:http://nowphas.mlit.go.jp/,2016-03-02参照.
• 5) 国土交通省気象庁 潮汐観測資料:http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/genbo/index.php,2016-03-02参照.

タイトルに関連する用語 (5件)： UAV ,  ネットワークカメラ ,  海岸 ,  海浜変形 ,  研究