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J-GLOBAL ID：201702217123557597   整理番号：17A0799913

クローズアップ ブリ市場の再整理~資源,輸出,種苗,ワクチン,差別化~近畿大学のブリ人工種苗生産 選抜育種と海外への需要拡大戦略

著者 (2件)： 谷口直樹 (近畿大 水産養殖種苗セ) ,  谷口直樹 (アーマリン近大)
資料名： 月刊養殖ビジネス  (養殖ビジネス)
巻： 54  号： 8  ページ： 33-34  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： G0742B  ISSN： 2187-1442  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近畿大学は養殖用のブリ人工種苗の生産を2011年から開始した。人工孵化種苗を生産する理由は,養殖期間の短縮,赤潮などの自然災害に対するリスクヘッジ,サステイナブル養殖などのためである。近大とそのベンチャー企業であるアーマリン近大では生産した8cmサイズの種苗の中から成長優良群約4000尾を毎年保有し,養成している。さらに成長や姿形が良い個体150~200尾を親魚用として選抜している。生産時期は9月採卵(ロットI)と2月採卵(ロットII)の年間2ロットを計画している。形態異常の外観選別作業をせずに比重選別作業(海水の比重を調製し,無鰾魚を除去する作業)のみを実施して出荷している。出荷尾数は出荷時の総重量と平均体重から推定する。その他,和歌山県におけるブリ養成事例,安定した良質卵の確保と沖出し後の疾病対策,成魚の輸出による需要拡大の取組み,について記述した。

シソーラス用語： *ブリ ,  *種苗管理 ,  *分離育種 ,  市場戦略 ,  養殖 ,  飼育管理 ,  採卵 ,  成体 ,  輸出
準シソーラス用語： *人工種苗 ,  *種苗生産 ,  *選抜育種 ,  魚類養殖 ,  親魚養成 ,  成魚

分類 (2件)： 増養殖の技術  (FH04020Y) ,  魚類  (FH02020K)

タイトルに関連する用語 (14件)： クローズアップ ,  ブリ ,  市場 ,  整理 ,  資源 ,  輸出 ,  種苗 ,  ワクチン ,  差別 ,  人工種苗 ,  選抜育種 ,  需要 ,  拡大 ,  戦略