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J-GLOBAL ID:201702217141853125   整理番号:17A0271117

寒冷気候における豚舎と酪農廃水の処理のための多段ハイブリッド型中間流人工湿地

Multi-stage hybrid subsurface flow constructed wetlands for treating piggery and dairy wastewater in cold climate
著者 (9件):
資料名:
巻: 38  号: 1-4  ページ: 183-191  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ハイブリッド型中間流人工湿地(CW)は廃水処理に広く利用されている。人口湿地では各種の流れが利用されているが,ハイブリッド型中間流CWは低コスト,低エネルギー消費,維持費低減に有効である。本研究では,3種類のハイブリッド型中間流CWを数年間動作させ,その汚染物質処理効率を評価した。実験は北海道のブタ飼育施設と2カ所の酪農場において,「おさ」を栽培している軽石を含む人工湿地において,直列に接続された複数段階(5,3,8段階)のファイトレメディエーションを実施した。人工湿地の各段への流入水と流出水中の全窒素(TN),アンモニア態窒素(T-NH4),全リン(TP),COD,BOD,浮遊固形物(SS)の経時変化を測定するとともに,大腸菌群数を測定した。比較的寒冷な地域において実験を行い,以下の結論を得た。TN,T-NH4,TP,COD,BOD,SS, 大腸菌群数の除去率はそれぞれ70~86%,40~85%,71~90%,91~96%,94~98%,84~97%,70~97%,であった。床材料としての軽石の使用により,高いリンの除去率が得られた。測定の全期間において,人口湿地の動作は安定していた。COD/TNの増加はこれらのシステムにおける硝化へ悪影響を与える可能性があった。全体としてCWシステムはブタと搾乳場の廃水を効率的に処理した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
農業廃棄物の廃水処理  ,  下水,廃水の生物学的処理 

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