文献
J-GLOBAL ID:201702217156890558   整理番号:17A1484735

2種の淡水藻類への可塑剤フタル酸ジブチルの比較毒性【Powered by NICT】

Comparative toxicity of the plasticizer dibutyl phthalate to two freshwater algae
著者 (13件):
資料名:
巻: 191  ページ: 122-130  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新たな環境汚染物質のファミリー,フタル酸エステル(PAEs)は,土壌と水で検出されてきた。しかし,PAEsの毒性に関する集中的な研究は,陸生及び水生動物の成長応答に焦点を当てた,水生植物,特に植物プランクトン,水生生態系における一次生産者が注目されている限られた注意のみであった。,二つの典型的な淡水藻類(Scenedesmus obliquus及びChlorella pyrenoidosa)に及ぼす異なる濃度(020mgl~( 1))でフタル酸ジブチル(DBP)の急性毒性効果およびその根底にある機構を調べた。S.obliquus及びC.pyrenoidosaの成長は著しく220mgl~( 1)でDBP曝露により阻害された。96時間半数有効濃度値(96h EC_50)はS.obliquusとC.pyrenoidosaの15.3mgL~( 1)と3.14mgL~( 1)であった,球状C.pyrenoidosaである紡錘状S.obliquusよりもDBPに対してより敏感であることを意味している。細胞小器官(すなわち,細胞膜,葉緑体,及び蛋白質環)への損傷から予想されたように,細胞密度とクロロフィル含量は著しくDBP処理下で減少した。,藻類成長阻害は細胞内活性酸素種とマロンジアルデヒド含有量の産生増加,両藻類における酸化ストレスと脂質過酸化を示す密接に関連した。これはスーパーオキシドジスムターゼおよびカタラーゼのような抗酸化酵素の活性増加により証明された。著者らの知見は,PAEsの毒性機構と水生生態系における一次生産者のための環境リスクの評価の理解に寄与するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水質汚濁一般  ,  農薬 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る