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J-GLOBAL ID:201702217158071957   整理番号:17A0365628

ビタミンD補給は日本人成人におけるインスリン抵抗性を減少させる:二重盲検,無作為化,プラセボ対照試験の二次分析【Powered by NICT】

Vitamin D supplementation reduces insulin resistance in Japanese adults: a secondary analysis of a double-blind, randomized, placebo-controlled trial
著者 (7件):
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巻: 36  号: 10  ページ: 1121-1129  発行年: 2016年 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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より高い循環25 ヒドロキシビタミンD(25[OH]D)濃度はインスリン抵抗性と2型糖尿病の低罹患率と関連している。しかし,無作為化比較試験は健常成人におけるインシュリン抵抗性に対するビタミンD補給の影響を明らかにしなかった。本研究の目的は,インシュリン抵抗性に及ぼす1年間のビタミンD補給の影響を評価することであった;研究は臨床試験の二次分析であった。1年間のビタミンD補給後に増加した25(OH)D濃度はインスリン抵抗性を有意に改善するであろうと仮定した。九十六人の健康な成人が本研究に参加し,そのうち81人が研究を完了した。参加者を無作為に1年間二重盲検方法で1日420IUビタミンD_3またはプラセボを投与した。空腹時インシュリン,グルコース,および他のパラメータのレベルは,ベースライン時と介入1年後に評価した。インスリン抵抗性指標のホメオスタシスモデル評価はインシュリンとグルコース濃度から計算した。内臓脂肪面積と身体活動についても検討した。血清25(OH)Dと1,25 ジヒドロキシビタミンD濃度は1年間のビタミンD補給後に約29.5nmol/Lおよび7.0pg/mL,それぞれにより有意に増加した。ビタミンD補給後,インスリン抵抗性指標のホメオスタシスモデル評価の空腹時血糖値と値は有意に88.3~85.3mg/dL(P<.01)および1.17~0.84(P<.01)から減少し,それぞれ,結果は身体活動と内臓脂肪蓄積とは無関係であった。結論として,本研究は1年間のビタミンD補給は健康な日本人成人における空腹時血糖値とインスリン抵抗性を効果的に改善することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  動物の代謝と栄養一般 
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