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J-GLOBAL ID:201702217196073286   整理番号:17A1116350

アミロイドβ蛋白質における新規抗体標的配列31 35はAlzheimer病関連神経損傷を減弱する【Powered by NICT】

A novel antibody targeting sequence 31-35 in amyloid β protein attenuates Alzheimer’s disease-related neuronal damage
著者 (11件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 122-133  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2597A  ISSN: 1050-9631  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アミロイドβ蛋白質(Aβ)は,Alzheimer病(AD)の病因に重要な役割を果たしている。我々の以前の研究は,Aβ分子の配列31 35はin vivoおよびin vitroにおけるAβ神経毒性の原因となる効果的な活性中心であることを示した。本研究では,アミロイドβ蛋白質の配列31 35を特異的に標的とする新規抗体を調製し,ラットにおけるニューロンの生存能力,空間記憶および海馬シナプス可塑性におけるAβ_1 42誘導障害に対する抗Aβ_31,35抗体の神経保護作用を検討した。結果は抗Aβ_31,35抗体はAβ_31とAβ_1,42の両方に結合したほぼ等しく,抗体による前処理は,用量に依存して初代培養皮質ニューロンに及ぼすAβ_1,42誘導細胞毒性を抑制することを示した。行動学的研究では,抗Aβ_31,35抗体の脳室内(i.c.v.)注入はラットの空間学習と記憶におけるAβ_1 42誘導障害を減弱させた。in vivo電気生理学的実験により,海馬シナプス可塑性のAβ_1,42誘導抑制は抗体により効果的に逆転したことを示した。これらの結果は,Aβの配列31 35は新しい治療標的である可能性があり,抗Aβ_31,35抗体はADの治療のための新規immunotheraputicアプローチであることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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神経の基礎医学 

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