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J-GLOBAL ID:201702217230287033   整理番号:17A0831333

段階的化学分解熱分解ガスクロマトグラフィーによる過酸化ベンゾイルを開始剤とするスチレン-アクリル酸ブチル共重合体の末端基分析【Powered by NICT】

End group analysis of styrene-butyl acrylate copolymers initiated with benzoyl peroxide by stepwise chemolysis-pyrolysis gas chromatography
著者 (6件):
資料名:
巻: 124  ページ: 677-681  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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開始剤として過酸化ベンゾイル(BPO)の種々の量(1.5 10wt%)とのラジカル重合によって調製したスチレン(St)-アクリル酸ブチル(BA)共重合体試料(St:BA,80:20モル供給比)の末端基を特性化した。BPO開始剤ベンゾイルオキシおよびフェニル末端に由来する末端基の二種類を基した個別ダブルショット炉熱分解装置を用いた段階的化学分解熱分解ガスクロマトグラフィー(Py GC)により決定した。第一(化学分解)段階では,共重合体試料は,水酸化テトラメチルアンモニウムと混合し,250°Cで10分間熱分解装置に導入した。この段階の間,ベンゾイルオキシ末端基はエステル結合の熱支援加水分解とメチル化,パイログラムではっきり観察されたによる安息香酸メチルに分解選択的かつ定量的にした。第二段階では,残留重合体試料は600°Cで通常のPy-GCにより分析した。観察されたパイログラムでは,ベンゼンとC_14H_12は,高分子主鎖の種々の熱分解生成物間のフェニル末端基を反映した重要な生成物として検出した。これらの特徴的な生成物のピーク強度に基づいて,BPOから両末端基の相対的含有量はBPOの供給量にほぼ比例すると推定された。さらに,ベンゾイルオキシ末端基の数はフェニル末端基のそれの約2倍であったことが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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高分子の分解,劣化 
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