抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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青森県北東部の低地において,小型アズマヒキガエルの繁殖状況を確認したので報告する。本調査で捕獲したアズマヒキガエルはオス12個体,メス13個体であり,平均体長はこれまで報告されたどの個体群より小さかった。一般に繁殖期における性比はオスに偏っているが,本調査では雌雄の個体数に偏りは見られなかった。また隣接個体あるいは抱接ペア間の距離は10~20m離れていて密度は低かった。オスの方が頭部が小さく,吻部は細く尖り,鼓膜が小さい傾向が見られた。メスの体長が大きくなるほど産卵数は増加し,繁殖ペアの広告音,解除音の優位周波数はこれまでの報告より高かった。