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J-GLOBAL ID：201702217312742528   整理番号：17A0483893

収益力向上のための研究開発-水田複合経営の新作型の開発に向けた研究-第2章 寒地水田作における複合経営モデル策定と技術開要素の提示

著者 (2件)： 島義史 (農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究セ) ,  細山隆夫 (農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 566  ページ： 12-17  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 南空知・岩見沢市を対象にしつつ,タマネギ作を導入した大規模水田作経営の計画モデルを構築するとともに試算を行い,複合経営モデル成立に必要な技術開発課題等を提示した。複合経営モデルを基にした試算では,タマネギの移植栽培と直播栽培を導入した場合,労働報酬は約45%向上するとの結果が得られたが,複合経営モデルの成立のためには,直播栽培において5トン/10a以上の収量確保が求められる。このため,直播栽培向けタマネギの適性品種の選定・育成とあわせ,効果的な地下灌漑の利用技術や早期播種を可能にする総合的圃場作り技術,播種・定植作業の省力化技術を開発し,タマネギを含む合理的な輪作体系を確立する必要がある。(著者抄録)

シソーラス用語： 水田 ,  *農業経営 ,  寒冷地 ,  *転換畑 ,  *タマネギ ,  栽培 ,  直播栽培 ,  *作物収量 ,  地下灌漑 ,  輪作 ,  *複合経営【農業】 ,  移植栽培
準シソーラス用語： 寒地 ,  *水田転換畑 ,  輪作体系

分類 (3件)： 野菜  (FC03043X) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  稲作  (FC03020C)

引用文献 (3件)：

• 北海道農政部(2013)北海道農業生産技術体系第4版.
• 北海道野菜低コスト生産システム推進協議会(2012),加工・業務用たまねぎの低コスト栽培に向けた直播栽培の手引き.
• 仁平恒夫(2005)南空知地域における今後の経営展開方向-経営計画モデルによるシミュレーション-,北海道農業研究センター農業経営研究,90.66-72.

タイトルに関連する用語 (9件)： 収益 ,  研究 ,  開発 ,  水田 ,  複合経営 ,  作型 ,  寒地 ,  モデル ,  要素