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J-GLOBAL ID：201702217321907431   整理番号：17A0824883

燃料電池システムの水素製造触媒プロセス~将来に向けた取り組み~

著者 (1件)： 里川重夫 (成蹊大 理工)
資料名： 水素エネルギーシステム  (Journal of the Hydrogen Energy Systems Society of Japan)
巻： 42  号： 2  ページ： 70-75  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： F1603A  ISSN： 1341-6995  CODEN： SESHE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 燃料電池の燃料用の水素製造プロセスと触媒について解説した。実用的な1次燃料の天然ガスから水素燃料を製造するためには,脱硫+水蒸気改質+CO変性+CO除去の行程が必要となる。脱硫は小規模に常温で行うには限界があり,現状は工業設備で行われることが多い。その後の行程は燃料電池の傍で行われ,水蒸気改質ではNi系触媒やCO変性にはFe系触媒,CO除去にはPt系触媒などが使用されている。各工程の反応操作の内容や触媒の作用機構,代表的な触媒について解説した。

シソーラス用語： *燃料電池 ,  エネルギー供給 ,  *水素燃料 ,  天然ガス ,  脱硫 ,  水蒸気改質 ,  一酸化炭素変成 ,  接触酸化 ,  遷移金属触媒 ,  ガス処理 ,  電極触媒 ,  触媒毒

分類 (2件)： 気体燃料の製造  (YE02030F) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (10件)：

• 中村 仁; ′′アンモニア合成プラントの変遷と最新技術′′、 水素エネルギーシステム、 42(1)、 32-37 (2017)
• 大平英二; ′′水素エネルギー実現に向けた取り組み′′、 化学工学、 80(7)、 390-393 (2017)
• 藤木広志; ′′都市ガスからのPEFCシステム向け水素製造技術′′、 37(1)、 11-15 (2012)
• S. Satokawa, Y. Kobayashi, H. Fujiki, Appl. Catal. B Environmental, 56, 51-56 (2005)
• T. Mukoyama, M. Toya, S. Hayano, K. Urasaki, N. Shimoda, S. Satokawa, J. Jpn. Petrol. Inst., 58, 176-184 (2015)

タイトルに関連する用語 (5件)： 燃料電池システム ,  水素製造 ,  触媒 ,  プロセス ,  将来