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J-GLOBAL ID:201702217324528130   整理番号:17A0504163

薄い金めっき面における高温下での接点潤滑剤の特性

Properties of Contact Lubricant under Elevated Temperature for Thin Gold Plated Surface
著者 (3件):
資料名:
巻: E100.C  号:ページ: 211-220(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0468A  ISSN: 1745-1353  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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接点潤滑剤は,コネクタなど電気接点に使用されている。接触力の低いコネクタ接点の小型化や金めっきのコストダウンによる接触不良は,解決すべき深刻な問題である。1つの解決策は,接点に潤滑剤を塗布することである。とくに,これらの接点は,組み立てプロセスにおけるリフロー処理の下で高温に曝される。このリフロー下で接触抵抗特性が増加するという劣化現象は解明すべき重要案件である。この劣化は,2つの原因によるものと考えられる。すなわち,1つは拡散した少量の添加物が金めっき層を通して酸化されることによる表面汚染である。もう一つは,塗布した潤滑剤の分解である。本研究では,最初に,接触抵抗特性の劣化を測定し,高温暴露時間に対するSTM画像の変化を観察した。より詳細に明確化するため,汚れのない金めっき表面及び加熱した汚れのない表面の両方に対する接触抵抗の劣化をXPS分析及びAES分析を用いて調査した。その結果,汚れのない表面の接触抵抗特性は高温での暴露に対して劣化することが分った。この劣化は,ニッケル母材及び金めっきされた表面に対するコバルト添加物の酸化によることが分った。しかし,接触抵抗の劣化に対する接点潤滑剤の影響は認められなかった。また,オレフィン系潤滑剤の組成変化についてSTM画像を用いて検討した。さらに,偏光解析を用いて,汚れのない表面上での酸化膜の成長が3乗法則にしたがうことを確認した。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (5件):
分類 (2件):
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電気接点  ,  各種石油製品及びその製造一般 
引用文献 (8件):
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